西神中央グーテ（エーワンベーカリーグループ）勤務

松永 未歩さん

大阪府立扇町総合高等学校
（現：大阪府立桜和高等学校）出身
製パン本科 2019年3月卒業

“やりがい”も“次の目標”も「やってみる」ことで生まれます。

パン職人を目指された理由を教えてください。

とにかくパンに囲まれた空間が大好きで、趣味でパンを作るのではなく、お客様に提供するパンを作りたいと思ったからです。

神戸製菓専門学校での学生生活はいかがでしたか？

毎日両手いっぱいにパンや洋菓子を抱えて帰ってました。
一番の思い出は学園祭です。お客様に売るパンを作るという経験が学生のうちに出来たのは、私にとってとても有意義でした。お客様に「おいしそう」と思っていただけるよう見映えも意識しつつ、時間もしっかり管理してクラスメイトと協力して学園祭を運営出来たことは貴重な体験でした。

神戸製菓専門学校での学びで、現在の仕事に役立っていると感じられることは何でしょうか。

機械や道具の扱い方です。大阪の本社工場勤務の際は、１時間に一人で３００個のあんぱんを作ることもあったので、包餡（具材をパン生地で包む作業）に使う『あんベラ』という道具を扱い慣れていたことは自信になりました。他にも、現場と同じ機械を使って実習を行っていたので、困ることはなかったです。
先生によく言われていた「時計を見て」作業を行うことの大切さを痛感しました。
また、パン生地を残さず使うことや、作業台を清潔に保つ習慣が身についたことも良かったと思います。当たり前のことですが、忙しくても常に丁寧に、安全にパンを作る環境作りは必要です。そのことは学校で学びました。

現在の仕事のやりがいを教えてください。

一緒に働いているメンバーの成長もやりがいの１つです。メンバーに合わせた工程を組み、成功すれば次のステップへ、そうして毎日こつこつと、人もお店も変化があり、楽しく仕事に取り組んでいます。メンバー全員が楽しみながら働ける環境作りにも気を配っています。 そして、焼けたパンの香りに包まれる瞬間が、一番幸せです。

今後の目標を教えてください。

パン製造技能士１級の資格を取得したいと思っています。
どんなことでも「やってみる」。私が仕事をする上で大切にしていることです。これからも色々なことに挑戦し、目の前の仕事を楽しみながら、もっと幅広い、多種多様なパンを作れる職人になりたいです。

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