活躍する卒業生

PATISSIER

神戸ポートピアホテル 勤務

福本 千浪さん

徳島県立穴吹高等学校出身
製菓本科2013年3月卒業

夢だった神戸を代表するホテルで、仕事をする喜び。

高校生の頃から、神戸でホテルパティシエとして働きたいと思っていました。パーティーのデザートやショップのケーキ、ウエディングケーキなどを通して、多くの方の人生に携われると思ったからです。就職活動はホテル業界に絞り、憧れの神戸ポートピアホテルに就職することができました。今はビュッフェ形式のレストランで、主な仕事はデザートの仕込み、仕上げ、2ヵ月毎にリニューアルするメニューの提案です。オープンキッチンなので作業がお客様から見えるので整理整頓、そして清潔であるかの、チェックは常に欠かせません。そんな緊張感もありますが年齢国籍など、さまざまなお客様の笑顔やリアルな感想が直接伺えるのも、オープンキッチンならではの魅力です。お客様が笑顔でケーキを選んでくださる姿は、何よりの励みになり、新メニューの提案のやりがいにもなります。

お客様との会話からアイデアが生まれることもあります。

低糖質ケーキなどお客様との会話からアイデアが生まれることもあります。限られた空間で見栄えする商品やレイアウト、笑顔のおもてなしなど、足を運びたくなるような場面作りを大切にし、日々取り組んでいます。現在はチームリーダーとしての責任も加わり、仕事への取り組みや目線も変わりました。人、作業、環境など周りにより気配りをするようになり、振り返るとこれらは全て神戸製菓での学びにつながっていると思います。結婚しても子育てしながらでも仕事を続けられるよう、リーダーとして環境作りも考えながら、そしてお客様の特別なシーンを彩るデザートを作るために、技術を磨き探究し続けたいです。