社会人からパン職人を目指すにはいくつかの方法があります。
この記事では、社会人からパン職人になる方法と学校選びのポイントを解説していきます。
社会人からパン職人になる方法
それぞれの方法について詳しく見ていきましょう。
製菓・調理の専門学校に通う
社会人からパン職人を目指す場合の一般的な方法は、製菓や調理の専門学校の製パンコースに通うことです。
パン職人になるための勉強に専念したい場合は、昼1年制または昼2年制のコースを選ぶと良いでしょう。
働きながらパン職人を目指すのであれば、夜間コースのある学校を選ぶのがおすすめです。
専門学校に通うことで、就職時にサポートが受けられて有利になるという利点もあります。
学費は学校によって異なるので、気になる学校をチェックして貯金と相談しながら決めると良いでしょう。
短大の製菓コースに通う
短大の製菓コースや食物栄養コースなどに通って、パン職人に必要な知識や技術を身につける方法もあります。
短大に通うことで、語学や経営学といった製パンの知識以外の科目も履修できるので、ビジネスに役立てることが可能です。
しかし、短大の場合は夜間コースがないこともあり、社会人は通いづらいかもしれません。
また、既に他の大学や短大を卒業している場合は、短大よりも製パンについて専門的に学べる専門学校を選ぶことをおすすめします。
4年制大学に通う
4年制大学の家政科などに通い、栄養学や食物学を学びながらパン職人を目指すこともできます。
4年制大学では製パン技術を専門的に学ぶというよりは、座学と調理実習を通して、調理全般や食品に含まれる栄養についての深い知識を学ぶことが可能です。
栄養士や管理栄養士などの国家資格やフードコーディネーターの資格の取得もしやすくなります。
しかし、社会人からパン職人を目指すとなると、4年制大学は卒業までかなりの時間を要するので、パン職人に必要な知識と技術を専門的に学びたいのであれば、専門学校がおすすめです。
通信講座や製パン教室に通う
パン職人に不可欠な知識が学べる通信講座やパン教室を利用しながら、プロのパン職人を目指すといったケースもあります。
パン教室には、パン屋が主催しているものや、専門学校や料理教室の先生が個人的に開いているものも。
忙しくてなかなか時間がとれない社会人の人は、テキストや動画でパン職人になるための勉強ができる通信講座を利用すると、効率良く学べるでしょう。
しかし、通信講座で知識をつけることはできても、実際にパン作りを体験しなければ製パン技術は身につきません。
パン職人を目指すならパン作りの実習ができる場所で技術を磨くことをおすすめします。
社会人がパン職人の専門学校を選ぶ際のポイント
仕事をしながらでも通えるか
社会人からパン職人を目指したいのであれば、仕事をしながら学校に通うという方法が一般的です。
専門学校を選ぶ際には、夜間や休日に通えるかどうかを確認してください。
全日制の専門学校に通う場合は、働かなくても大丈夫なように貯金をする、空いている時間にアルバイトをするといった生活になるでしょう。
社会人はどれくらい通学しているか
専門学校の学生のうち、社会人の割合がどれくらいかもチェックしておきましょう。
夜間や休日のコースがある専門学校は、そうでないところを比べると社会人が多い傾向にあります。
周りに社会人でパン職人を目指している人がいれば、モチベーションアップにもつながり切磋琢磨できるでしょう。
費用はどれくらいかかるか
専門学校に通うにあたって、一番大事なのが費用です。
専門学校の費用には、入学検定料、入学金、授業料、実習費、施設運営が含まれています。
専門学校にかかる費用の相場は、1年制で114万〜177万円ほど、2年制であれば239万円〜362万円ほどです。
専門学校によって費用も変わるので、気になる学校の費用をそれぞれ調べておきましょう。
社会人からパン職人を目指すなら、専門学校に通うのがおすすめ
社会人からパン職人を目指すのであれば、夜間や土曜コースがある製パン系の専門学校に通うのがおすすめです。
特におすすめしたいのが、神戸の中心である三宮駅のすぐ近くにある神戸製菓専門学校。
神戸製菓専門学校の製パン本科は昼1年制ですが、実習中心の授業や国家資格「パン製造技能士2級」を目指せるなど、1年でプロになれるようにカリキュラムが組まれています。
開業者も多数排出しており、既卒入学者の入学実績も毎年あります。
働きながら夜間1年制で通いたい場合は、お菓子専科がおすすめです。
こちらも実習中心の授業で、スイーツの他にパンの技術も学ぶことができます。
神戸製菓専門学校のお菓子専科は、関西で唯一の夜間1年制なので、関西にお住まいの社会人の方にぴったりです。
また、アルバイト先を紹介してもらえる「業界アルバイト紹介制度」や就職サポートもあるので、パン屋でアルバイトしながら学校で学ぶこともできます。
少しでも気になった方は、まずはお気軽に無料のオープンキャンパスや資料請求を利用してみてくださいね。