【たったひと工夫】極旨トーストの焼き方を伝授!いつもの食パンがごちそうに

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この記事の執筆者神戸製菓専門学校

お菓子・パンの本場 “神戸“にある製菓・製パンに特化した専門学校です。 三宮駅から徒歩10分。国家資格合格率2年連続100%の製菓本科(昼2年制)、毎日実習で製菓技術の基礎から応用まで身につけるスイーツ科(昼1年制)、関西唯一、1年間でパン作りの知識・技術を身につける製パン本科(昼1年制)、全国的にも珍しい夜間課程、働きながら製菓・製パン技術を身につけることが出来るお菓子専科(夜1年制)、4つの学科があります。

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お菓子・パンの本場 “神戸“にある製菓・製パンに特化した専門学校です。 三宮駅から徒歩10分。国家資格合格率2年連続100%の製菓本科(昼2年制)、毎日実習で製菓技術の基礎から応用まで身につけるスイーツ科(昼1年制)、関西唯一、1年間でパン作りの知識・技術を身につける製パン本科(昼1年制)、全国的にも珍しい夜間課程、働きながら製菓・製パン技術を身につけることが出来るお菓子専科(夜1年制)、4つの学科があります。

朝食の定番メニューのひとつ、トースト。 サラダや目玉焼きなど、幅広いメニューと相性がよく 手軽に食べられる点も魅力のひとつといえます。 そんなトースト、普段何気なく焼いている方も多いでしょう。 しかし、ちょっとした工夫を加えるとグッとおいしさがアップすることをご存知ですか? 今回は、今すぐ取り入れたくなる、 極旨トーストの焼き方をご紹介します。 また、 おいしいトーストを食べるためのポイントも一緒にまとめました。

トーストを焼くときは「水分・高温・短時間」が大切!

トーストに使う定番のパン、食パンは小麦粉に油や砂糖などを加えて低温度で焼き上げるため、水分量が多くふんわりとした食感が特徴です。

しかし、水分が抜けて乾燥しやすい難点もあります。

せっかくの食パンのやわらかい食感を残し、表面だけをカリっと焼き上げるには、食パンの内側に水分を閉じ込めるのがポイント。

ある程度の湿度をキープしつつ、190~230度程度の高温で、食パンの水分が蒸発しないよう時短で焼き上げることで、おいしいトーストに仕上げることができます。

トーストのおいしい焼き方①水で濡らしてから焼く

おいしいトーストを作る方法としてまずご紹介するのは、食パンを水でぬらしてから焼く方法。

濡らすことで食パンの断面から蒸発した水分を補うことができるため、ふわふわでモチモチした食感が再現できます。

霧吹きなどを使って食パンの両面を湿らせ、トースターなどで焼くだけでOKです。

霧吹きを持っていない場合は、お皿に水を入れ、食パンの両面をサッと浸してから焼いてみてください。

トーストのおいしい焼き方②切れ目を入れて焼く

食パンに切れ目を入れることで、おいしくトーストが焼き上がります。

切れ目の入れ方によって異なるおいしさが感じられるため、好みの方法をチョイスして試してみてください。

サクサク耳がお好みの方は「縁切り」

食パンの耳をサクサクとした食感に仕上げたい場合には、縁切りがおすすめです。

食パンの耳にそって包丁で切り込みを入れるだけでOK。

端まで切り込みを入れすぎると、耳を切り落としてしまうので要注意です。

切り込みをいれたら、後はトースターで焼けば完成。

切り込みがあることで、食パンに熱が伝わりやすくなり、厚みがある耳がサクッと仕上がります

中心部分はふわふわに焼き上がるので、1つで2度楽しめる焼き方です。

じゅわっとバターを楽しみたい方は「格子切り」

トーストにバターをのせて食べたいという方には、格子切りがおすすめです。

食パンの厚み半分程度の深さまで、格子状に切り込みを入れ、バターをのせてきます。

縦横に、2~3本程度の切り込みを入れましょう。

格子状の切り込みにバターが染み込み、中までおいしく焼き上がります。

また、水分が蒸発しやすい焼き方のため、全体的にサクサクとした食感を楽しみたい場合にもぴったりです。

トーストのおいしい焼き方③十分に予熱してから焼く

トースターやフライパンなど、まだ冷たい状態から食パンを焼き始めると、水分が多く抜け、パサパサになってしまいがちです。

そこで重要なポイントが、十分に余熱してから焼くこと。

ここでは、トースターとオーブン、フライパンと魚焼きグリルで、それぞれ余熱してからおいしいトーストを作る方法をご紹介します。

トースターでの焼き方

メーカーによっても異なりますが、トースターに使用されているヒーターが、食パンを焼き上げるのに適した温度まで達するにはおよそ3分程度かかるといわれています。

そこで、まずは3分前後余熱してから食パンをトースターに入れましょう。

余熱後、熱が逃げないよう素早くトースターに食パンを入れるのもコツ。

後は、2分半程度加熱すれば、ご紹介する焼き方の中でも、サクサク感が際立つトーストの完成です。

トースターによって加熱パワーに違いがあるため、焦がさないよう様子を見ながら過熱してみてください。

オーブンでの焼き方

オーブンは、庫内の温度を一定にキープして、じっくり加熱するのが特徴の調理家電です。

そのため、食パンの水分が必要以上に抜けやすく、トーストには不向き。

しかし、庫内は広いため、トースターには入らないハニートーストといった1斤食パンなどの厚みのある食パンを焼くのには適しています。

230度前後に余熱したオーブンで、5分程度加熱すると、おいしく焼き上がります。

フライパンでの焼き方

フライパンでトーストを作ると、水分が蒸発しにくいため、どっしりとした焼き上がりになります。

まずはフライパンをしっかり予熱し、食パンを入れて1~2分程度焼きましょう。その後ひっくり返し1分前後焼いて完成です。

魚焼きグリルでの焼き方

魚焼きグリルで作るトーストは、トースターとフライパンのちょうど間くらいの食感が楽しめます

ほど良くサクサク食感で、モチモチさも感じられる焼き上がりです。

まずはグリルを1分程度余熱し、両面焼きの場合は上火を中火に、下火を弱火にして食パンを入れ、両面を40秒ずつ焼きます。

片面焼きグリルの場合は、弱火で両面を2分ずつ焼きましょう。

さらにおいしいトーストを楽しむためのポイント

焼き方以外にも、おいしいトーストに仕上げるポイントがあるので、ご紹介しておきましょう。

スライスしていない食パンがおすすめ

食パンは、乾燥によっておいしさが損なわれやすい特徴があります。

できるだけ水分の蒸発を防ぐために、スライスしていないブロックの食パンを購入するのもおいしいトーストを楽しむためのポイント。

食べるときに食べたい分だけカットして食べれば、乾燥を極力押さえることができます。

冷凍すれば良い状態で保存ができる

1斤など、ブロックで食パンを買っても一度に食べきれない場合には、冷凍することでそのおいしさがキープできます。

食パンを好みの大きさにスライスし、ひとつずつラップで包んで冷凍しましょう。

目安保存期間はおよそ2週間程度です。

あまり長期間冷凍保存していると、冷凍によって食パンが乾燥するため、できるだけ早めに食べきりましょう

余裕があるときはお皿も温めよう

トーストしたアツアツの食パンを冷たいお皿にのせると、その温度差で結露が発生し、せっかくのサクサク食感が損なわれてしまいます。

そこで、お皿を温めておくのがおすすめ。

トースターの上にお皿をのせておく、お湯にくぐらせるといった方法でお皿を温めてみてください。

食パンの上下を意識する

山形や四角などさまざまな形の食パンがありますが、どれも焼き上がりに下だった面と、上だった面があります。

見分ける方法としては耳をチェックするのが代表的。

耳がシワシワになっているのが下耳がツルツルなのが上です。

下側は密度が高くモチモチとしており、熱が通りにくい、上は密度が低くふわふわ食感で、熱が通りやすい特徴があります。

そして、大体のトースターは、奥は温度が上がりやすく手前は温度が低いことがほとんど。

そのため、温度が上がりやすい奥に、熱が通りにくい食パンの下面を入れ、トースター手前側に食パンの上面が来るように入れると均一に焼き上がります。

トースターによって熱の発せられ方に違いがあるため、自宅にあるトースターの温度を研究してから焼き上げると、失敗しないはずです。

まとめ

シンプルな料理であるトーストですが、乾燥に注意することでよりおいしく食べられます。

湿度温度設定余熱など、焼き方に配慮して、おいしいトーストを作ってみてください。

また、スライスではなく、ブロックの食パンを購入するのもおいしいトーストに仕上げるポイント。

ご紹介した方法を参考に、オリジナルの工夫をプラスして自分好みのトーストに仕上げるのもおすすめです。

いますぐこれらのポイントを取り入れて、今日からワンランク上のトーストを堪能してみてください。

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