ホテル勤務の先輩に聞く!仕事の魅力と就職活動~製菓本科1年生対象の就職セミナーを開催しました~

2022.10.08 | 製菓本科(昼2年制)

神戸製菓専門学校で、製菓本科1年生を対象にした就職セミナーが開かれました。

現在、神戸市内のホテルに勤務する卒業生から、仕事の魅力や就職活動のポイントについて様々なお話を伺いましたのでご紹介します!

 

講演してくれたのは…

若狭 凱威さん(2018年度製菓本科卒業生)

オリエンタルホテル神戸(㈱Plan・Do・See)勤務

■ホテルでの働き方とは?

入社して1年目~3年目までは調理を経験し、コースのメイン料理の仕込みなどを担当していました。

大きいサイズの肉の扱いや魚の捌き方などを教わり、2年目3年目と携われる工程も増えていったので、とても濃い仕事を経験させてもらうことができました。

 

入職して3年目の10月から製菓に異動し、今に至ります。

今はコース料理のデザートを1人で任せてもらえるようになりました。コース料理のデザートをお出ししたその瞬間に食べていただけるのは、ホテルならではの醍醐味だなと感じています。

私は調理も経験したことで、料理とのバランスを見てデザートを作ったり、年齢層に合わせたメニューを考えられるようになったことが強みだと思います。

また、「作業台の上を綺麗にする」「時間を気にして効率を考えながら行動する」などは、学生時代に学んでよかったなと思うことです。働いている場所がオープンキッチンなので、日ごろからお客さまに常に見られることを意識して取り組んでいます。

 

■雰囲気が自分に合うと思い、今の会社に就職!

学生時代、会社説明会で先輩と話せる時間があり、そこで雰囲気が合いそう!と感じ選考に進みました。今でも、フレンドリーな雰囲気が会社の良いところだなと感じています。

 

■会社説明会にはたくさん参加するのがおすすめ!

就職活動を本格的に始めたのは2年生になってからですが、1年生のうちから求人票はよく見ていました。入社後に「何か違った」と思わないように、会社説明会にはたくさん参加することがおすすめです。私は就活用ノートを作り、説明会で聞いたことをメモしていました。また、学生時代から学校の友達とケーキ屋巡りをたくさんしていました。今でも常に気になるお店の情報をチェックしています!

 

■学生からの質問にも回答

Q:仕事はどれくらい忙しいですか?

A:何百人と参加されるパーティーなどもあり仕込み量は多いです。しかしキッチンには常に10名ほどのスタッフがおり、周りと協力し合える環境で働くことができています

 

Q:パティシエとして働いて、印象に残っているものは何ですか?

A:ホテルの定番メニューのケーキは思い入れが深いです。難易度が高いので、マスターできるよう奮闘中です。

 

■最後に、これから製菓業界をめざす製菓本科1年生へのメッセージ

普段の授業から作業台を綺麗にすることを意識して取り組んでください。就職してからもとても役に立ちます。

また、外部講師の先生の時には、お店によってやり方が違うことに着目して授業を受けると自分の力になると思います。

最後に、挨拶を大事にしてください。コミュニケーションの始まりは自分からすることを意識してほしいと思います。頑張ってください!

 

学生時代お世話になった松田先生と📷✨

若狭さん、ありがとうございました。今後の活躍も期待しています!

 

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