就職するか悩んだ末、進学!専門学校進学のメリットは?製パン本科の小原くんに聞いてみました!

2024.06.15 | 製パン本科(昼1年制)在校生・卒業生インタビュー

製パン本科(昼1年制) 小原拓実さん
兵庫県立農業高等学校 食品科学科 出身

~profile~

高2までは就職希望で、高3になってから専門学校進学に進路変更。

進学を決めた後も、洋菓子を中心で学ぶか、パンを中心で学ぶかで悩みました。

 

■もともと就職を考えていたとのことですが、進学に変更した経緯を教えてください!

両親が高卒だったこともあり、自分もなんとなく高校卒業後は就職するという気持ちでいました。しかし、高校2年生の終わり頃に求人を見てみると、初任給や働き方など高卒だとちょっと条件が合わないところが多いと感じました。希望していた製造の仕事は工場勤務になるところが多く、何も知らない状態で役に立てるのかな?将来スキルアップできるのかな?という不安もありました。

それを高校の先生に相談したところ、専門学校のパンフレットを見てみるように勧められて。いろんな製菓学校の資料を見た中で、三ノ宮で家から通いやすく、スイーツ・パンに特化した神戸製菓が1番いいなと思って進学を決めました

 

■他の学科も悩んでいたと思いますが、製パン本科に決めた理由は?

スイーツを中心で学ぶなら製菓本科(昼2年制)かスイーツ科(昼1年制)、パンを中心で学ぶなら製パン本科(昼1年制)で、どの学科にするかとても悩みました!

最終的に製パン本科に決めた理由は、パンの方が知らないことが多く「徹底的にやってみたい」という気持ちがあったからです

僕が通っていた高校では毎週クッキーやシフォンケーキ、メロンパン、あんぱんなどを作って学内で販売していました。課題研究で「廃棄食材を使ったパンを作ろう」というテーマでほうれん草を生地に練りこんだパンを考案したりもしたのですが、なかなか一筋縄ではいかず、どうしたらもっと美味しいパンができるか考えるのが楽しかったです。

そういった経験もあって、さらにパンを学んでみたいという気持ちになりました。

また、ジョブチューンという番組でパンの特集を見て、「美味しそう!こんなに沢山の種類のパンを自分でも焼けたら楽しいだろうな」とわくわくしたのも理由の1つです。

 

■専門学校に来てよかった!と思う瞬間は?

実習が多く、とにかくパンに特化した授業を受けられることが魅力です!

実習台やミキサーの数など、パンを作るための機械も充実していて、先生の教え方も丁寧で、ポイントを押さえて解説してくれます。

高校時代にも実習はありましたが、2コマくらいでした。専門学校だと1日に何種類も大量のパンを作れます。その分、覚えることは多いのですが、家に帰って家族に作ったパンを見せると「こんなに作ったの!」「すごいな!」「全部美味しい!」と言ってもらえるのがすごく嬉しいです。

■就職活動はどのように進めていますか?

6月に入ってから、校内で行われる企業説明会に参加したりしながら就職活動を始めたところです。クラスメイトも全員パンを目指している人ばかりで、情報交換もできるので心強いです。製パン本科の先生と面談することもあるのですが、将来考えているビジョンや気になる企業について話すと、親身に相談に乗ってくださいます。

 

■進路を迷っている高校生にひとこと!

専門学校に進学すると、長い目で見た時に自分の実力や戦略の幅が広がると思います資格も目指せて初任給も上がるので、僕は専門学校に来てよかったと思っています。就職か専門か悩んでいる人も、1度オープンキャンパスに行って考えてみるといいと思いますよ。

パンは発酵した後のふわふわの生地に触るのも楽しいし、出来立てのパンの匂いなど、作った人にしか味わえない魅力があります。

僕も学生スタッフをやっているので、オーキャンでいっぱいお話ししましょう!

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