パティシエという職業や洋菓子店は、今後どのように変わっていくのでしょうか。
この記事では、パティシエの将来性と今後どうなっていくか、将来性のあるパティシエになるにはどうしたら良いかということについてお話しします。
パティシエの将来性と今後
海外での活動がしやすくなる
お菓子作りの本場であるフランスなどの有名店で修業をしてから日本に帰国し、その経験や得た技術を活かして働く人はかなり多くなってきました。
海外研修が経験できる専門学校も少なくないので、若いうちから海外で学ぶ機会もあります。
今後はさらに、海外研修や海外での活動が盛んになっていく可能性があります。
スイーツの価格を抑える必要がある
近年ではコンビニスイーツが話題になるなど、コンビニやスーパーで安くて美味しいスイーツ・お菓子が購入できるようになりました。
そのため洋菓子店の商品の値段を、高いと感じるお客さんも少なくないでしょう。
販売するスイーツの価格をできる限り抑えて、コンビニスイーツに負けないように試行錯誤する必要があります。
スイーツにオリジナリティが必要になる
先ほどもお話ししたように、コンビニやスーパーで売られている安くて美味しいスイーツがライバルになります。
洋菓子店のスイーツを買ってもらうためには、オリジナリティが重要です。
「やっぱり、このお店のスイーツじゃないとダメだ」と思わせる味と見た目で、勝負をしていく必要があります。
インターネットを活用することが重要になる
近年では、インターネットでスイーツやお菓子を取り寄せることができるサービスも、珍しくありません。
店舗を持たずにネット販売のみで運営しているパティシエも存在するほどです。
洋菓子店だけでなく、これからは時代の流れに沿って売り方を考えないといけません。
洋菓子店や独立したパティシエが存続するためには、インターネットを活用できるスキルも身につける必要があります。
SNSを活用することが必須になる
インターネットを駆使した事業形態を取り入れることが大事というお話しをしましたが、中でもSNSは必須で活用した方が良いでしょう。
近年では、SNSでトレンドの話題を知る人がかなり多いです。
SNSを通じて業界のトレンドを取り入れることはもちろん、自分の店の情報を発信することが重要になります。
SNSにお店の様子や商品の情報を毎日あげて、実際にお店に足を運んでくれる人を増やせるように頑張りましょう。
将来性のあるパティシエになるには
給料が高い職場に転職する
パティシエの活躍の場は幅広く、それぞれの職場で給料も異なります。
将来性のあるパティシエを目指したいのであれば、給料の高い職場に転職するという方法もあります。
一番月収が高いのは、大手ブライダルのパティシエで約20万~35万円、次いで大手チェーンの洋菓子店で約20万~28万円、ホテルは約18万円~25万円といった具合です。
同じ職場でも役職によって給料にかなり差がでますが、基本的に大手チェーンは給料が高い傾向にあります。
コンテストで良い成績を残す
海外や日本でパティシエのコンテストが開催されていることをご存知でしょうか。
これらのコンテストで良い成績が残せれば、パティシエとしての名誉になり、今後の活動に役立ちます。
代表的なコンクールをあげると、フランスのクープ・デュ・モンド・ドゥ・ラ・パティスリー、アメリカのワールド・ペストリー・チーム・チャンピオンシップ、フランスのモンディアル・デ・ザール・シュクレなどです。
国内では、西日本洋菓子コンテスト、全国洋菓子技術コンテスト大会、トップ・オブ・パティシエ・イン・アジアなどが代表的な例です。
独立するという選択肢も
独立して自分のお店を持つことを夢見ているパティシエも少なくありません。
もちろん独立は簡単にはできない上に、独立してからもお店を存続させられるように試行錯誤する必要があります。
とはいえ、独立して成功すれば、雇われのパティシエよりも高い給料を得られる可能性も。
中には独立して年収1000万以上稼いでいる人もいるので、志が高い人は独立を目指すのも手です。
まとめ
将来性のあるパティシエを目指したいのであれば、製菓系の専門学校で学ぶことで即戦力となり、職場で有利になります。
おすすめは、神戸の中心である三宮駅から徒歩圏内の神戸製菓専門学校です。
神戸製菓の製菓本科では、2年間で1500時間の実習、海外研修(希望の方のみ)によって、パティシエに必要な知識とスキルを身につけることができます。
また、在学生の国家資格「製菓衛生師」の合格率は100%で、国家資格取得に対するサポート体制も万全です。
製菓本科以外にも、最短1年でパティシエを目指せるスイーツ科や、ダブルスクールの学生や社会人でも通うことができる夜1年制のお菓子専科も。
少しでも気になったら、気軽に無料のオープンキャンパスや資料請求を利用してみてくださいね。
パティシエを目指すなら神戸製菓専門学校で学びませんか?
パティシエや和菓子職人、カフェオーナーなどを目指したいのであれば、神戸の中心・三宮駅から徒歩10分のところにある神戸製菓専門学校がおすすめです。
製菓本科では、在学中に国家資格「製菓衛生師」の取得を目指すことができ、卒業後は国家検定「菓子製造技能士2級」の受験資格も得られます。
なお、国家資格「製菓衛生師」の合格率は2年連続100%です。
スイーツ科では、1年間の90%以上が実習・演習で毎日実習があり、スイーツの基礎のみならず応用まで身につけることが可能です。
お菓子専科では、洋菓子実習や製パン実習、実際の店舗を想定した店舗実習を通して、現場ですぐに活躍できる実践力を身につけます。オンラインでの個別相談会も受付中です。