専門学校に通うことを考えると、時間やお金の問題が関わってくるので、そう簡単には決断できないでしょう。
この記事では、大学生からパン職人を目指す方法についてご紹介していきます。
大学生からパン職人を目指す方法
それぞれの方法を詳しく見ていきましょう。
専門学校に通う
大学生からパン職人を目指す場合、専門学校に通うべきかどうか迷う人も多いでしょう。
大学の専攻がパン職人とは直接関係のない分野の場合は、夜間の専門学校とダブルスクールで通うのがおすすめです。
今通っている大学を辞めて専門学校に通うことを考える人もいるかもしれません。
しかし、大学を辞めるのはかなり大きな決断になるため、ご両親と相談をしながらよく考えるようにしましょう。
専門学校で製パンに特化した勉強に専念したい場合は、昼1年制や昼2年制の学校を選ぶのがおすすめです。
大学に通いながら専門学校に通うのであれば、ダブルスクールをおすすめします。
短期大学に通う
パン職人を目指すなら、調理系の短期大学に通うという方法もあります。
短大ではパン職人に必要な知識や技術が学べる上に、語学や経営学などの製パン関連以外の授業も受けることができます。
しかし、大学生からパン職人を目指すのであれば、大学卒業後に短大に入り直すか、大学を中退して短大に入り直すことになるでしょう。
大学生からパン職人を目指すのであれば短大ではなく、製パンの知識と技術を短期間で専門的に学べる専門学校に通うことをおすすめします。
お店でアシスタントとして働く
大学生からパン職人を目指すのであれば、ベーカリーやレストラン、ホテルなどでアルバイトをしながら経験を積み、プロのパン職人を目指すという方法もあります。
パン職人が働くお店の中には、未経験者を採用してくれるところもあるので、パン職人になりたいという思いを伝えて働かせてもらうのも良いでしょう。
しかし、パン職人の職場はかなり忙しく、一から教えてもらう時間がとれないことも多いです。
パン職人を目指すのであれば、未経験でアルバイトをするよりも、専門学校などの実習でパン作りを学んでから就職した方が良いかもしれません。
パン教室や通信講座を利用する
大学に通いながら、パン職人を目指す人向けの通信講座やパン教室を利用して、プロのパン職人を目指すという方法もあります。
通信講座では、パン職人に必要な知識をテキストや動画で学ぶことが可能です。
パン教室は、パン屋や専門学校または料理教室の先生が主催しているものがあります。
通信教育やパン教室を利用すれば、大学に通いながらでもパン職人に必要な知識と技術が学べます。
しかし、対面ではない授業や通える回数が限られている料理教室では、十分にスキルを磨くことができないことも。
製パンのスキルを上げたいのであれば、実習を繰り返すことが一番です。
大学生からパン職人を目指すなら、製パンの実習がたくさんある専門学校で学ぶことをおすすめします。
パン職人に必要なスキル・能力とは?
体力
パン職人は朝早くから夜まで働くことも多く、仕事中はほとんど立ちっぱなしです。
パン生地をこねる、成型する、オーブンへ出し入れする、店頭に陳列するなど、パン作りの作業は常に身体を動かします。
さらにお客さんを接客する際には、笑顔でいなければなりません。
パン職人には、疲れにくい身体といつでも笑顔でいられる体力が必要です。
時間管理能力
パン職人は、限られた時間の中で素早くパンを作らなければなりません。
パン作りには正確さも大事ですが、いかに効率良く、素早くパンを仕上げられるかが重要です。
パン作りが遅れてしまうと、店頭にパンがなくなるという事態が発生する可能性があります。
パンをオーブンで焼いている間に、別のパンを成形するといった、時間管理能力が必要になります。
コミュニケーション能力
パン職人は職場にいる他のパン職人と協力しながら、パンを作ることが多いです。
職場でのコミュニケーションを円滑に行い、周りの状況を見て自分ができる仕事を行うといった協調性が必要になります。
新人のうちは先輩から学ばせてもらっているという意識をしっかりと持ち、先輩の意見を素直に聞くことが大事です。
まとめ
大学生からパン職人を目指すのであれば、専門学校に通うのがおすすめです。
特におすすめなのが、神戸の中心、三宮駅から徒歩圏内の神戸製菓専門学校。
神戸製菓専門学校の製パン本科(昼1年制)は、年間授業の約84%が実習なので、パン職人に必要な実践力が身につきます。
多数の開業者を排出しており、国家資格「パン製造技能士2級」を目指せる他、開業に向けたサポートも受けることができます。
大学生で専門学校に通いたい場合は、お菓子専科(夜間1年制)がおすすめです。
こちらも実習中心の授業で、パンの技術も学ぶことができます。
神戸製菓専門学校のお菓子専科は、関西で唯一の夜間1年制なので、関西の大学生の方にぴったりです。
詳細が気になった方は、オープンキャンパスや資料請求は無料なので、気軽に利用してみてはいかがでしょうか。