パン製造技能士の資格を取得するメリットを級ごとに紹介

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この記事の執筆者神戸製菓専門学校

お菓子・パンの本場 “神戸“にある製菓・製パンに特化した専門学校です。 三宮駅から徒歩10分。国家資格合格率3年連続100%の製菓本科(昼2年制)、毎日実習で製菓技術の基礎から応用まで身につけるスイーツ科(昼1年制)、関西唯一、1年間でパン作りの知識・技術を身につける製パン本科(昼1年制)、全国的にも珍しい夜間課程、働きながら製菓・製パン技術を身につけることが出来るお菓子専科(夜1年制)、4つの学科があります。

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お菓子・パンの本場 “神戸“にある製菓・製パンに特化した専門学校です。 三宮駅から徒歩10分。国家資格合格率3年連続100%の製菓本科(昼2年制)、毎日実習で製菓技術の基礎から応用まで身につけるスイーツ科(昼1年制)、関西唯一、1年間でパン作りの知識・技術を身につける製パン本科(昼1年制)、全国的にも珍しい夜間課程、働きながら製菓・製パン技術を身につけることが出来るお菓子専科(夜1年制)、4つの学科があります。

パン職人
活躍できるパン職人になりたい方や、将来自分のお店を開きたい方がぜひ取っておきたい資格が、パン職人としての高い技術や知識を証明するパン製造技能士です。

 

今回は、パン製造技能士の取得のメリットについて詳しく紹介していきます。
級ごとのメリットについても紹介しているので、何級まで取得しようか迷っている方もぜひチェックしてみてください。

 

パン製造技能士とは

最初に、パン製造技能士とはどんな資格なのかを解説します。

 

パン製造技能士とは、パン作りの高いスキルを持っていることを証明する国家検定です。

 

パン製造技能士は易しい順に2級・1級・特級と分かれていて、受験するためには次の実務経験が必要です。

 

  • 2級:2年以上の実務経験
  • 1級:7年以上、または2級合格後2年以上の実務経験
  • 特級:1級合格後5年以上の実務経験

ただし専門学校に通った場合、2級なら卒業後すぐに受験でき、1級なら7年より短い経験年数で受験できます。

 

パン製造技能士はパン作りに関する唯一の国家検定なので、パン職人なら少なくとも2級は取っておきたいところです。

 

試験はマークシート式の学科試験と実技試験に分かれています。

 

1級や2級では、食品やパン製造、材料などについて学科試験で問われ、実技ではパン製造作業を行います。

 

特級では、学科試験・実技ともにパン製造の工程管理や品質管理、作業管理などが試験範囲です。

 

どの級も過去問題がインターネット上で公開されていますので、どんな問題が出題されるか気になる方は一度チェックしてみましょう。

 

>>技能検定試験問題公開サイト

 

内部リンク:パン製造技能士の資格取得について

 

パン製造技能士を取得するメリット

パン製造技能士を取得するメリット

ではここからは、パン製造技能士を取得するとどんなメリットがあるのかを紹介します。

 

パン製造技能士を取得するメリットは、主に次の3つです。

 

  1. 高い技術力を証明できる
  2. キャリアアップに役立つ
  3. 職業訓練指導員免許を取得する時に有利になる

 

メリット①高い技術力を証明できる

「パン製造技能士とは」で見てきた通り、パン製造技能士は取得するために一定の実務経験が必要で、実技試験もあるため、合格するためにはパン職人としての経験と高い技術力が必要です。

 

パン製造技能士は業界の中でも権威のある資格で、持っていると高い技術力の証明になります。

メリット②キャリアアップに役立つ

パン製造技能士は権威のある国家資格なので、持っているとキャリアアップに役立つでしょう。

 

転職して一流のベーカリーショップやホテル、レストランで働きたい時は、パン製造技能士の資格があれば採用も有利になる可能性があります。

 

また自分のお店を開く時も、お客様に満足していただけるパンを提供するために、パン製造技能士に合格するほどの実力が必要です。

メリット③職業訓練指導員免許を取得する時に有利になる

パン職人はお店でパン作りをするだけでなく、職業訓練指導員としてパン作りの技術を広めることもできます。

 

公共職業能力開発施設で、仕事を探している方や学卒者などを対象にパン作りの技術を教えるのが職業訓練指導員の仕事です。
都道府県が運営している職業能力開発施設では、地方公務員として働くことができます。

 

職業訓練指導員になるには免許が必要ですが、パン製造技能士の資格があると、試験の一部が免除になるというメリットがあります。

 

このように、パン作りの技術を広める仕事がしたいと考えた時も、パン製造技能士の資格が役に立つのです。

パン製造技能士の2級・1級・特級は何が違う?

パン製造技能士の2級・1級・特級は何が違う?

パン製造技能士は難易度ごとに3つの級で分かれていますが、それぞれどんな人が対象で、取得するとどんなメリットがあるのでしょうか。

ここからは、級ごとに詳しく解説していきます。

2級

・対象者
2級はパン作りの中級者が対象で、通常は2年以上の実務経験が必要です。
ただし専門学校に通っていれば、卒業後すぐに受験できます。

・メリット
職業訓練指導員試験が有利になるのが、2級ならではのメリットです。

上で紹介した職業訓練指導員試験は、実技試験と学科試験に分かれますが、パン製造技能士の2級を持っていれば、職業訓練指導員の実技試験が免除になります。

受験資格と免除の範囲

1級

・対象者
1級はパン作りの上級者が対象となり、通常は7年以上の実務経験が必要です。
専門学校に通えば、7年より短い実務経験で受験することができます。

通った学校の課程や授業時間によって必要な経験年数も変わるので、詳しくは各都道府県の受験要項を確認しましょう。

また2級に合格すると、合格後2年以上の実務経験を積んだら1級を受験できるようになります。

・メリット
1級ならではのメリットは、職業訓練指導員試験がさらに有利になることです。

パン製造技能士の2級では、職業訓練指導員の実技試験だけが免除になるのに対し、パン製造技能士の1級があれば職業訓練指導員の実技試験と関連学科が免除になるため、さらに試験が有利になります。

受験資格と免除の範囲

特級

・対象者
パン作りの管理者または監督者が対象です。
特級を受けるには1級に合格した後さらに5年の実務経験が必要なので、しっかりと経験を積んだ人が対象ということが分かります。

 
・メリット
特級では生産計画や品質管理など、管理者や経営者に必要な知識をマスターできます。
そのため開業を考えているなら、特級まで取得するのがおすすめです。
 

1級や2級でも技術力を証明して開業に役立てることができますが、お店を経営していくために必要な知識までマスターできるという意味でも、特級を取るのが望ましいでしょう。

パン製造技能士の特級取得までのおすすめルート

パン製造技能士の特級取得までのおすすめルート

ここまでパン製造技能士を取得するメリットを紹介してきましたが、ここからは取得を目指す方が知っておきたい情報について紹介していきます。

 

まずは「将来お店を開きたい」「パン職人としての技術や知識を極めたい」と考えている方のために、パン製造技能士の特級を効率よく取得できる方法をお教えしましょう。

製菓専門学校へ通う

まず、資格取得を目指すなら製菓専門学校に通うのがおすすめです。

 

製菓専門学校なら、パン製造技能士の学科試験に出てくる栄養や食品衛生の基礎理論を学べ、パン作りの実習も充実しているため、学科試験と実技試験どちらも対策できます。

 

また資格取得の目的が開業なら、開業サポートを受けられる製菓専門学校を選ぶのがおすすめです。

 

卒業後でも資金や仕入れなどの相談ができる専門学校なら、開業時の心強い味方になります。

卒業後すぐにパン製造技能士2級を受験

パン製造技能士の2級を受けるには2年以上の実務経験が必要ですが、製菓専門学校を卒業すると実務経験なしで受験できます。

授業の中でしっかりパン製造技能士の資格対策をしてくれる学校を卒業していれば、試験にも安心してチャレンジできるでしょう。

2年の実務経験を積む

パン製造技能士の特級を取得するためには、先に1級を取得する必要があります。

1級を取得するには2年の実務経験が必要なので、働きながら試験の勉強をすることになります。

パン製造技能士1級を受験

パン製造技能士1級では、2級と同じく食品やパン製造の知識をメインに問われますが、製造計画や積算の方法など管理者向けの知識も一部問われます。

特級の問題の基礎となるので、しっかり理解しておきましょう。

5年の実務経験を積む

1級合格後は、さらに5年の実務経験を積みます。

1級取得までに2年の実務経験、その後さらに5年の実務経験が必要ということは、特級合格までには製菓専門学校卒業後、最短でも7年はかかるということです。
それだけ権威のある資格だということなのですね。

パン製造技能士特級を受験

特級では、1級・2級と同じくパン作りに関する知識も問われますが、生産管理や作業管理、作業指導など、パン作りの管理に関する出題がほとんどです。

実技試験でもパン作りの管理が課題になるので、1級や2級とは違った試験対策が必要になります。

パン製造技能士の資格を取得するときのポイント

最後に、パン製造技能士の資格取得のポイントを紹介します。
パン製造技能士の資格を取るには、しっかりとポイント押さえて勉強することが大切です。

実技対策

1級・2級の実技試験では、用意された材料と器具を使って指定されたパンを作ります。
計量から発酵・成形・焼成まで一通り行うので、専門学校の実習を通してパン作りの流れを体で覚えましょう。

 

また本番でも落ち着いて作業できるよう、本番と同じ状況でパン作りをして、しっかりと対策するのがおすすめです。

過去問題サイトに、過去の実技試験のテーマや用意された材料、器具が一通り公開されているので、同じ状況でパン作りの練習をしてみましょう。

学科対策

学科試験では製造法や安全衛生など幅広く出題されるため、苦手をなくしてバランス良く得点できるようにしましょう。

 

苦手をなくすには、個別指導でしっかりと勉強をみてもらうのがおすすめです。

 

また過去の学科試験では1時間40分で50問出題されているため、1問あたり2分ほどで解く必要があります。
早く、正確に解答できるように、時間を測りながら過去問を解きましょう。

まとめ

パン製造技能士は、パン作りに関する唯一の国家資格ということや、取得までに長い経験が必要なことから、権威ある資格であることが分かります。

 

パン職人としての高い技術力を証明できるのはもちろん、転職や開業、そして他の資格を取る際にも役に立ちます。

 

一流のパン職人を目指すなら、パン製造技能士の資格は必ず取るようにしましょう。

 

パン製造技能士の資格は、製菓専門学校に通うと必要な実務経験が短縮されるため、効率的に取得することができます。
授業でしっかりと試験対策をすれば、自信を持って試験にチャレンジできますよ。

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