【レシピあり】パン作りの基本を解説。材料や道具、流れなど

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この記事の執筆者神戸製菓専門学校

お菓子・パンの本場 “神戸“にある製菓・製パンに特化した専門学校です。 三宮駅から徒歩10分。国家資格合格率2年連続100%の製菓本科(昼2年制)、毎日実習で製菓技術の基礎から応用まで身につけるスイーツ科(昼1年制)、関西唯一、1年間でパン作りの知識・技術を身につける製パン本科(昼1年制)、全国的にも珍しい夜間課程、働きながら製菓・製パン技術を身につけることが出来るお菓子専科(夜1年制)、4つの学科があります。

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お菓子・パンの本場 “神戸“にある製菓・製パンに特化した専門学校です。 三宮駅から徒歩10分。国家資格合格率2年連続100%の製菓本科(昼2年制)、毎日実習で製菓技術の基礎から応用まで身につけるスイーツ科(昼1年制)、関西唯一、1年間でパン作りの知識・技術を身につける製パン本科(昼1年制)、全国的にも珍しい夜間課程、働きながら製菓・製パン技術を身につけることが出来るお菓子専科(夜1年制)、4つの学科があります。

小麦の香りや風味が魅力的な焼き立てパン。

「難しそう」「手間がかかる」といったイメージから、ご自宅でのパン作りを諦めている方もいるかもしれません。

ですが、基本を押さえれば、実は初心者でも簡単にパンは作れます。

今回は、基本的なパン作りの材料・道具・工程についてご紹介しましょう。

実際に、5つの材料だけで簡単に作れるシンプルなパンのレシピも掲載しています。

初めての方でも失敗しにくいレシピなので、ぜひこの機会にチャレンジしてみてください。

パン作りの基本の材料

パン作りの基本の材料は、小麦粉、イースト、水、食塩の4つです。

シンプルな材料ですが、これだけでも十分美味しいパンが手作りできます。

小麦粉は、多くの品種があり、どれを選べば良いか迷ってしまうかもしれません。

基本の材料としては、オールマイティに使える強力粉がおすすめです。

パン作りに慣れるまでは、一般的なスーパーで入手できる強力粉を準備しておくと良いでしょう。

パン作りの基本の道具

基本のパン作りに、特別な道具な必要ありません。

そろえるのは、ボウル・スケール(はかり)・オーブンだけです。

ただし、ボウルについては材料を混ぜたり発酵させたりと幅広く使います。

さまざまなサイズのボウルがあると、よりスムーズにパン作りが出来るでしょう。 スケールについては1g単位で測れるデジタルタイプのもの、オーブンは250℃以上の設定が可能なスチーム付きのものであればより便利です。

パン作りの基本の流れ

パン作りは主に6つの工程から成ります。

1つ目は材料を混ぜる工程です。

材料と生地を混ぜ、まとまったら、こねていきます。

生地はたたきつけるように混ぜるのが基本のこね方です。

この工程では、たたきつけ、伸びた生地を半分に折り返し、またたたきつけるといった動作を繰り返します。

2つ目の工程で行うのは、一次発酵です。

25℃以上の乾燥しない場所に生地を置き、1.5~2倍に膨らむまで生地を発酵させます。

出来上がりのパンに香りや風味を出すために、一次発酵は欠かせない工程です。

発酵したかどうかを見極める際は、フィンガーテストを行いましょう。

フィンガーテストは、人差し指に打ち粉をつけ、生地に差し込むだけです。

指を抜いた時に、跡がそのまま生地に残っていれば、ちょうど良い発酵状態ということ。

生地が元に戻るように穴がふさがっていく場合は発酵不足、生地がしぼんだり大きな気泡のガスが出たりするときは発酵過多です。

1つの目安として覚えておきましょう。

3つ目の工程は、ガス抜きです。

発酵により、生地内には炭酸ガスが充満しています。

この工程では、ガスを抜くように、生地の中央から外側に向かって両手で押すことがポイントです。

続く4つ目の工程は、生地の成形

最終的な形になるよう、パンの形状を整えます。

5つ目の工程は二次発酵

オーブンシートを敷いた天板に成形した生地を並べ、30℃程度の環境で50分発酵させます。

生地が1.5~2倍に膨れたら、最後6つ目の工程、焼成を経てパン作りは完成です。

初心者でも失敗しない手作りパンのレシピ

ここからは、実際にパン作りのレシピをご紹介します。

紹介するのは、5つの材料で作れるシンプルなふわふわパンです。

焼き立てはそのまま食べるのもおすすめですが、肉料理やスープなどとも相性は抜群。

初心者でも作りやすい基本のレシピとなっていますので、パン作りが初挑戦という方もぜひお試しください。

用意する材料

  • 強力粉…200g
  • 砂糖…10g
  • ドライイースト…4g
  • 食塩…3g
  • 40℃程度のお湯…120ml

作り方

1.ボウルにお湯以外の材料をすべて入れます。

そこにお湯を加え、ゴムベラで混ぜて生地を1つのかたまりにしてください。

2.生地をボウルから取り出し、こねていきます。

触った時に表面がつるっとするまでしっかりとこねましょう。

3.生地をボウルに入れ、ラップをします。

発酵機能でオーブンを40℃に設定したら、約2倍の大きさになるまで30分程度生地を一次発酵させましょう。

4.発酵が終わったら生地をオーブンから取り出し、基本の工程で説明したようにガス抜きを行います。

5.ガス抜き後の生地を6等分に分けて丸めたら、濡れたふきんをかぶせて10分間そのまま放置。

これはベンチタイムという、生地を休ませる工程です。

6.最終的な形となるよう生地を丸く成形したら、オーブンシートを敷いた天板へ。

7.そのまま生地にラップをかけ、さらにその上から濡れたふきんをかぶせます。

8.オーブンの発酵機能で40℃に設定したら、10分間生地を発酵。

9.オーブンから生地を取り出したら、10分間室温で二次発酵を行います。

発酵を待つ間、オーブンを190℃に予熱しておきましょう。

10.二次発酵が終われば、オーブンで15分程度焼成。

焼き色がついたら、ふわふわパンの完成です。

まとめ

パン作りは難しそうに思えますが、一つひとつの工程はシンプルです。

簡単なレシピに慣れたら、きっとさまざまな種類のパン作りにも挑戦してみたくなるはず。

「神戸製菓専門学校」の製パン本科では、基本的なパン作りから本格的なレシピまで、160種類を1年間で修得し、スキルアップできる環境が整っています。

未経験からでも将来、ブーランジェとしてベーカリーカフェなどで働くことができるでしょう。

本校では、就職から開業、パン製造技能士2級の資格取得に至るまで、パン作りのスキルを伸ばしたいすべての方をサポートしています。

まずはオープンキャンパスに参加して設備やカリキュラム、パン作りの楽しさを知ることから始めてみませんか。

まとめ

米粉パンは、栄養価が高くて腹持ちが良いのがメリットでした。

100%米粉を使用したグルテンフリーのパンであれば、アレルギーをもつ方も美味しいパンを味わうことができます。

米粉パンに興味をもった方は、自宅で作ってみるもの良いですね。

パン作りの技術を身につけたい方は、製パンの専門学校に通うのも一つの手かもしれません。

おすすめは、神戸の中心である三宮駅から徒歩圏内の神戸製菓専門学校

神戸製菓の製パン本科なら、1年間でパン職人に必要な技術や知識を身につけることが可能です。

1年間の授業のうち、約84%が実習・演習なので、初心者でも実践の場が多くあります。

オープンキャンパスや資料請求は無料なので、少しでもご興味がある方は、お気軽に参加してみてはいかがでしょうか。

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