IT企業からパンの道へ。自分らしい人生を切り拓く選択【学生インタビュー】

2025.06.15 | 製パン本科(昼2年制)学生生活在校生・卒業生インタビューお知らせ

ブログをご覧いただきありがとうございます。

今回のブログでは、IT系の仕事をしていた方がパン職人への道へ進んだお話をご紹介します。


製パン本科 秋元さん
北海道 苫小牧工業高等専門学校出身
【入学時25歳】

IT企業で4年間の社会人経験を経てみて

もともとは北海道の高等専門学校でプログラミングや情報工学の勉強をしていました。
学生寮で自分が自立した生活をしていないと進級できない環境だったので、そういった意味でも学生生活は満喫できていました。

高専卒業後はIT系の企業に就職しました。

業務自体はいろんな事を経験させてもらえたのですが、自分の希望とは異なる部署異動などが重なり、4年ほど働いたときに別の道を考え始めました。

祖母とのパンづくりがきっかけ

自分が何の仕事がしたいかを考えたときに、思い返せば子どもの頃から祖母のお菓子作りを手伝っていて、趣味でお菓子やパンを作っていたことを思い出しました。

社会人になってからも、料理やお菓子作りがストレス発散にもなっており、「作ること」は自分にとって自然な行動でした。

パン作りの動画を見たり、クッキーやチーズケーキを焼いたりするうちに、「食の道に進むのもアリかも」と考えるようになり、周りの人からも「飲食系向いてるんじゃない?」って言われてたのもあって思いきって再進学を決意しました。

どこに行っても大変。なら、やりたい道へ進もうと決意

パンの道に進む不安はもちろんありました。

でも、結局どんな業界も大変なことはある。それなら「考えてもしょうがない!やりたいと思える道に進もう」、と。
その方が自分自身も納得できると思いました。

学校選びでネット検索していたときに神戸製菓専門学校を知りました。
実際にオープンキャンパスに参加したときに、苺デニッシュやベーコンエピがそれは美味しくて。
先生の「パンは生き物」という言葉も印象に残っています。

実習が多いのも魅力だったし、卒業後のサポートがあるのも安心材料でした。
あとクラスに男性が半分くらいいるとお伺いし、「ここなら安心して学べそう」と思えました。

実習の中で自分の成長を実感

入学して、実習の面白さを実感中!
ミキシング(材料を混ぜて生地にしていく工程)の加減がわかるようになってきて、自分の成長を感じています。

また一緒に実習を進める班のメンバーや自分が使う実習台が定期的に変わることも、勉強になっています。

社会人経験がある分、周りの状況判断をすることが得意なので、気付いていち早く行動できていることも自信につながっています。

あとクラスメイトには私より年上の方もいらっしゃるので心強いです!

どちらの人生が自分にとって魅力的か

社会人からの進路変更は勇気がいることと思います。
私は入学前、現実的なシミュレーションをしてみました。

仕事を辞めると収入が減るので、そのうえで1年間の学費や生活費、バイトでの収入、住む場所などを具体的に考えたうえで、「どの選択が自分にとって魅力的か」を考えました。

私は、「今やりたいこと」を大切にして、今の道を決めました。

このブログを読んでくださっている方も、自分の好きなことを考えてシミュレーションしてみることをお勧めします。

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秋元さん、ありがとうございました!

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