神戸製菓の1人1台実習~計量から仕上げまで全ての工程を学ぶ!~

2021.11.05 | 製菓本科(昼2年制)

神戸製菓の実習の特長は「1人1台」!
計量から仕上げまで全ての工程を自分で行う本校ならではの実習です。
1から10まで全ての基本を修得できるので、入学時にお菓子作りの経験があまりないという方でも、自信をもって現場に出ることができます。

具体的にどんな実習をしているのか、製菓本科1年 丸谷佳穂さん(兵庫県立津名高等学校 出身)に教えて頂きました。

今回は「フォレノワール」という伝統菓子を1人1台作りましたよ!

①デモンストレーション

工程ごとに先生がデモンストレーションでお手本を見せて下さいます。
どんな工程で作るのか、それぞれの工程で気をつけることは何なのか、しっかりと確認して大事なところはメモを取るようにします。お菓子の由来を知ることができるのも面白いです。

②計量

計量は美味しいお菓子を作るための基本!正しく、素早く計量することがプロへの第一歩です。

③生地作り

粉がうまく混ざるように、混ぜ方にも注意が必要です。実習中は先生が1人ひとり作業をチェックして下さっているので、分からないこともすぐに聞けて安心です。

④焼成

生地の状態や、使用するオーブンによって、焼き加減も変わってきます。レシピに書かれてある焼き時間を参考にしながら、最後は自分自身で見て、触って、ベストな状態を確認します。

⑤仕上げ準備

焼きあがったスポンジを丁寧にスライス。先生から教えていただいて、ナイフを引くときのコツが分かったので、これから同じ工程があるお菓子を作るときも大丈夫です!

⑥組み立て

スライスしたスポンジと、クリーム、フルーツをサンドしていきます。隙間ができないように軽く押さえて、高さが均等になっているか気をつけながら。

⑦ナッペ

見た目に大きく影響してくる大事な工程。授業の時間で、ナッペや絞りを反復練習して先生に見ていただく時もあるので、これからもっともっと上手くなりたいです!

⑧デコレーション

均等にクリームを絞って、最後はフルーツを飾りつけ、チョコをまぶします。1人1台自分で作ったケーキは、やっぱり達成感があります。

⑨完成!

私が神戸製菓を選んだのは、学校の雰囲気の良さと、1人1台実習ができるからです。
自分が作ったお菓子で周りの人を笑顔にできるようなパティシエになるのが夢です。

1年生の後期からは1日に2品以上作る日もあります。大量製造実習でもメンバーと協力して効率よく動けるように、1人1台実習で各工程の精度を高めていきたいと思います。

★2年間で1500時間の実習・演習!国家資格「製菓衛生師」も在学中に取得する製菓本科(昼2年制)はコチラ
★神戸製菓の実習を模擬体験!学校の雰囲気もわかるオープンキャンパスはコチラ