★製パン本科(昼1年制)★日清製粉グループ オリエンタル酵母工業株式会社様による特別授業!パン作りにおけるイーストの役割を学びました!

2023.10.29 | 製パン本科(昼1年制)オープンキャンパス学生生活在校生・卒業生インタビュー

神戸製菓専門学校の製パン本科(昼1年制)は、関西唯一、1年間パン中心で学ぶことができる学科です✨

なんと、学べるパンの種類は160種類以上!!たくさんのレシピを学ぶことも大切ですが、神戸製菓はそれだけではありません!開業まで目指せるプロのパン職人になるために、「技術」だけでなく「知識」も身につけます。

今回、製パン本科では日清製粉グループ オリエンタル酵母工業株式会社の林重任様による特別講義を開催!

パン作りには欠かせない「イースト(酵母)」について、実験のような形式でわかりやすく教えていただきました!

 

■膨らみ方の比較

酵母(イースト)は微生物。生地に含まれている糖を発酵させるはたらきがあり、炭酸ガスやアルコールを発生させます。 この作用によって、パン生地が膨張します。

 

左からイーストのパン、ベイキングパウダーのパン、何も加えず作ったパン。

イーストによる発酵過程がどれだけ重要な役割を担っているか、一目瞭然ですね!

 

■イーストの種類による比較

砂糖をブドウ糖と果糖に分解する酵素(インベルターゼ)の働きが低いもの(左)と高いのもの(右)を比較しました。

左(低インベルターゼ)の方が生地にストレスがかからないため、しっかり膨らんでいます。

 

■時短で作るフランスパン

安定的に美味しいパンを焼く手助けをしてくれる、コンセントレートミックス(改良剤)。

改良剤なしのフランスパン(左)と改良剤ありのフランスパン(右)を比較しました。

改良剤はパンの品質を高めるだけでなく、製造工程を短縮する役割も担っています。

通常であれば4時間かかるところが、なんと2時間でできました!!

毎朝忙しいパン職人にとってはありがたいことですね。

 

■授業の感想を聞いてみました!

小川葵くん(神戸市立摩耶兵庫高等学校出身)

「実験のような授業でとても楽しかったです!イーストに砂糖をかけて少し時間をおくとブクブクと水が出てきたりして、普段何気なく使っていたイーストが‶生きている”ということを実感しました。」

 

西山絢菜さん(立命館大学出身)

「イーストがあるかないかで、こんなに膨らみ方や焼き色に違いが出るとは思いませんでした。実際に自分たちで見て、触って、食べて、理解がグッと深まり、知的好奇心がくすぐられるような講義でした。」

 

オリエンタル酵母工業株式会社様、未来のパン職人たちにとって有意義なお時間をありがとうございました✨

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