自分に向いてる仕事に就くことで、やりがいを持っていきいきと働けるようになります。
しかし、自分に向いてる仕事が分からず、悩んでいる高校生は多いのではないでしょうか。
今回は自分に向いてる仕事の見つけ方や、適職診断などの進路選びに役立つ情報を解説します。
高校生がなりたい職業ランキングも紹介するので、進路に悩んでいる高校生はぜひ参考にしてみてください。
自分に向いてる仕事を探す前に
自分に向いてる仕事を探す前に、まずは下準備から始めましょう。
まずはどんな仕事があるのかを知ろう
世の中にはとてもたくさんの仕事が存在します。
例えば、お菓子に関する仕事だけでもこれだけあります。
- パティシエ
- ブライダルパティシエ(ウェディングケーキを作る職人)
- 和菓子職人
- ショコラティエ(チョコレート菓子製造に特化した職人)
- コンフィズール(砂糖を原料としたお菓子を作る職人)
- グラシエ(氷菓を専門に製造する職人)
- ヴァンドゥーズ(お菓子を販売する女性専門職)
- カフェオーナー
- カフェスタッフ
- バリスタ
- 商品開発者
- スイーツプランナー
- デザートプランナー
- パン職人
「お菓子に関する仕事といえばパティシエ」とすぐに思い浮かんだ人は多いと思いますが、それ以外は思いつかなかった、または知らなかったという仕事もたくさんあるはずです。
そのため、まずは自分に向いてる・向いていないに関わらず、どんな仕事があるのかを調べてみましょう。
仕事を知るには、インターネットや書籍を使って進路に関する情報を調べるのがおすすめです。
次のような、職業一覧が載っているページを参考にするのも良いでしょう。
【職業一覧】なるにはナビ – 500以上の職業を徹底解説│日本の学校
自分の長所や短所を整理しよう
自分に向いてる仕事とは、自分の長所を活かせる仕事のことです。
そのため、自分の長所を整理することは、自分に向いてる仕事を見つける上で重要です。
さらに、短所は長所の裏返しとも言われるので、短所も整理することで長所を発見できる可能性があります。
例えば、自分では「優柔不断」という短所だと思っていても、実は「時間をかけてじっくり考えられる」という長所かもしれません。
長所や短所を整理する方法は、自分で考える他、周りの友達や家族に聞いてみるのも有効です。
自分に向いてる仕事の見つけ方


下準備が終わったら、改めて自分に向いてる仕事を探しましょう。
自分に向いてる仕事を見つける方法として、次のようなものがあります。
自分の興味のある分野の仕事について調べる
さまざまな仕事の中から、自分の興味のある分野に絞って詳しく調べます。
パン職人に興味があれば、「パン職人 なり方」「パン職人 適性」などのキーワードで検索し、自分に向いてる仕事かどうかを確認しましょう。
詳しい情報源については、後の「自分に向いてる仕事を調べる時の情報源は?」の項目を参考にしてください。
適職診断を行う
インターネットには、質問に答えるだけで自分に向いてる仕事が分かる「適職診断」が公開されています。
「自分に向いてる仕事がいまいち分からない」という人におすすめです。
診断結果は、新たな進路を考えるきっかけの1つになるかもしれません。
適職診断には、次のようなものがあります。
高校生の適職診断!向いている職業を無料で診断 | ベスト進学ネット
適職診断 高校生|登録なし・無料の簡単診断-あなたにオススメな職業を発見
進路ガイダンスに参加する
進路ガイダンスとは、高校内に専門学校や大学の進路担当の方々が来て、各校の説明や進路相談を行ってくれるイベントです。
高校1年生や2年生で開催されるのが一般的で、進路を決めるきっかけになることも多いです。
興味のある学校のブースへ行き、担当者の方に「この仕事に向いてる人はどんな人ですか?」「学生はどんな人が多いですか?」などの質問をすることで、自分に向いてる仕事かどうかを確認できます。
オープンキャンパスに行く
「オープンキャンパスに参加するのは、進路が決まってから」というイメージがありませんか?
もちろん進路が決まってから行くのも良いですが、実は進路に迷っている段階でさまざまな業界の学校のオープンキャンパスに参加するのもおすすめです。
オープンキャンパスに行くことで、その学校や業界の雰囲気をリアルに感じ取ることができます。
学校が遠くてなかなか行けない場合でも、オンラインのオープンキャンパスが開催されている学校や、交通費を一部サポートしてくれる学校などもあるので、ぜひ活用してみてください。
仕事を体験をする
仕事を体験すると、自分に向いてるかどうかがより明確に分かります。
物を作る仕事なら、実際に家で作ってみるのがおすすめです。
アルバイトを始めるのも良いでしょう。
さらにおすすめなのが、オープンキャンパスの体験授業に参加することです。
体験授業では、プロに教えてもらいながら仕事を体験できます。
製菓・製パンに特化した神戸製菓専門学校では、パティシエやパン職人の先生に教えてもらいながら、お菓子作りやパン作りができます。
仕事を体験してみて、「楽しい!」「もっと上手にできるようになりたい」と思ったら、自分に向いてる可能性が高いです。
自分に向いてる仕事を調べる時の情報源は?


自分に向いてる仕事を調べる時に、おすすめの情報源を3つ紹介します。
進学情報サイト
高校生向けの進学情報サイトを活用しましょう。
これまでに紹介した「職業一覧」や「適職診断」などは、進学情報サイトに掲載されているものです。
このように進学情報サイトでは、進路選びに迷った時に活用できるサービスや情報がたくさん公開されています。
また、さまざまな専門学校や大学の情報も掲載されているので、分野がある程度決まった後、学校選びをする時にも役に立つでしょう。
主な進学情報サイトは、次の通りです。
家族や先生
家族や高校の先生など、周囲の大人に自分に向いてる仕事について聞いてみるのもおすすめです。
ただし、進路によっては「大変な仕事だからやめた方がいい」「一握りの人しか食べていけないよ」などと反対されてしまうこともあります。
そんな仕事こそ、進路ガイダンスやオープンキャンパスで、その業界に詳しい先生から直接話を聞いてみてください。
本当に大変なのか、その仕事で成功するにはどうすれば良いのかなど、具体的なアドバイスをしてくれるはずです。
学校のホームページやパンフレット
学校のホームページやパンフレットには、卒業生の情報が掲載されていることが多いです。
その学校を卒業した学生が、どんなきっかけでその分野に興味を持ったのか、卒業後はどんな仕事をしているのかなどを知ることができます。年齢の近い先輩たちの進路情報は、自分の進路をイメージするのに役立つでしょう。
参考:高校生がなりたい職業ランキング
最後に、高校生がなりたい職業ランキングを紹介します。
LINEリサーチが2022年に行った調査によると、高校生のなりたい職業TOP10は次の通りです。
女子 | 男子 | |
1位 | 国家公務員・地方公務員 | 国家公務員・地方公務員 |
2位 | 看護師 | システムエンジニア・プログラマー |
3位 | 教師・教員・大学教授 | 機械エンジニア・整備士 |
4位 | 保育士・幼稚園教諭 | 教師・教員・大学教授 |
5位 | 事務職・営業職 | 事務職・営業職 |
6位 | 薬剤師 | ゲーム業界の仕事 |
7位 | 臨床検査技師・診療放射線技師 | 警察官・消防官・自衛官 |
8位 | 栄養士・管理栄養士 | 設計者・開発者・工業デザイナー |
9位 | 心理カウンセラー・臨床心理士 | 学者・研究者 |
10位 | シェフ・パティシエ・料理人 | 医師/公認会計士 |
全体的に、堅実な仕事や手に職をつけて働く仕事がランクインしています。「シェフ・パティシエ・料理人」や「ゲーム業界の仕事」など、自分の興味のある分野で手に職をつけて働きたいと考える人も多いというところも興味深いですね。
まとめ
自分に向いてる仕事をインターネットを使って調べるのも良いですが、おすすめなのは実際に行動してみることです。
進路ガイダンスやオープンキャンパスに参加する、学校の資料を請求するなどのアクションを起こすことで、インターネット以上に詳しい情報が得られます。
将来の自分の姿をイメージするのにも役立つでしょう。
今回紹介した方法で、ぜひ自分に向いてる仕事を見つけてください。
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