「将来カフェで働きたい」「自分のお店を持ちたい」と、カフェの専門学校に通うことを考えている人は多いのでは?
本気でカフェ業界を目指すなら、専門学校に通って知識や技術を学び、資格を取ったほうが良いでしょう。
ここでは、専門学校で学べる内容や、通うメリットとデメリットを紹介していきます。
専門学校に行くかどうか検討中の方はぜひ、ご覧ください。
カフェってどんなところ?喫茶店との違い
カフェは現代風のオシャレな空間、喫茶店はアンティークやレトロという印象のある方が多いのでは?
2021年の法改正で、喫茶店の営業許可が廃止となり、現在はカフェと喫茶店の法的区別はありませんが、法改正前は「営業許可」の違いがありました。
カフェは飲食店営業許可が必要で、喫茶店は喫茶店営業許可で営業が可能でした。
・飲食店営業許可…調理方法に制限が少なめで、アルコールの提供が可能
・喫茶店営業許可…加熱調理のみ提供可能で、アルコール提供は不可
現在、法改正前に喫茶店営業許可を得た喫茶店に限り例外的に、許可の期限が切れるまでは、改正前の喫茶店として営業しています。
カフェに就職する方法は2通りあります。
まずはアルバイトから始めて社員になるパターンです。
チェーン店のカフェなどはアルバイトから社員になることが多く、しっかりと経験を積めば正社員として就職できるチャンスがあります。
次に、専門学校へ通って基礎を学び、正社員として就職するパターンです。
在学中にアルバイトをしながら、自分に合うスタイルのお店を見つけられる、学校からも就職先を紹介してもらえるなど、時間に余裕をもって自分の将来を決められるのでおすすめです。
カフェで働くのに有利な資格
カフェで働くために持っておくと良い資格がいくつかあります。 無資格でも働けますが、資格があれば就職や転職に有利です。
製菓衛生師・菓子製造技能士
パティシエになるための資格はありませんが、パティシエとして活躍する人が取得できる資格が2つあります。
1つ目は製菓衛生師という国家資格です。
お菓子づくりに必要な技術をはじめ、衛生学、栄養学、食品学などの専門知識を学びます。
食に関する一定の知識をもつと判断され、菓子作りの現場で必要とされる資格です。
2つ目は菓子製造技能士という国家資格です。
菓子製造の技術を証明する資格で1級と2級があります。
どちらも受験資格に一定期間の実務経験が必要です。
カフェに就職するときに持っていると、高いレベルの菓子製造技術と知識を持った証明になりますよ。
調理師
調理師は、カフェをはじめ、飲食店などで調理業務を行うための資格です。
飲食店での調理経験があっても、免許を持っていなければ調理師とは名乗れません。 カフェのキッチンで働きたい場合は持っておくと良い資格です。
栄養士・管理栄養士
栄養士は健康な人を対象に栄養指導を行い、管理栄養士は健康な人のみならず、病気や高齢の人に対しての栄養指導や管理もできます。
栄養士は、厚生労働大臣の認定する栄養士養成施設を卒業後、都道府県知事から免許を受ければ資格が取得できます。
一方で管理栄養士の免許は厚生労働大臣から与えられるため、取得するには国家試験に合格しなければなりません。
食品衛生責任者
カフェなどの飲食店や食品工場など、食品の衛生管理が必要な場所で、1店舗に1人は常駐する必要がある資格です。
食品衛生法違反や食中毒を防止するために管理や運営をする責務があります。
将来カフェを開きたいと独立を考えている方は必ず持っておきましょう。
資格は食品衛生協会の開催する講習を受講すれば取得できます。
防火管理者
独立してカフェを開く場合、客席数が30人以上ある店舗で必要になる資格です。
防火管理講習を受ければ取得できる資格です。
カフェの専門学校で学べる内容
実際に専門学校でどのようなことが学べるのでしょうか。
神戸製菓専門学校の製菓本科(昼2年制)での授業内容を挙げてご紹介しましょう。
ここでは、2年間で合計1,500時間の実習や演習で、製菓の基本技術から実践力までを身に付けます。
1年目で国家資格「製菓衛生師」と国家検定の「菓子製造技能士2級」受験のために必要な科目、和洋菓子、パンの基本技術を学びます。
菓子製造技能士を受験するには一定の実務経験が必要ですが、製菓専門学校の卒業生なら卒業後すぐに2級が受験可能。
2年目は1年を通してほぼ実習や実演が中心です。
現役で活躍している外部講師から直接指導を受け、技術を磨きます。
さらに、製菓研究ゼミで学びたいテーマを決め、専門性を極めていくのです。
ゼミの1つであるカフェゼミでは、カフェメニューの開発にチャレンジしたり、ラテアートなどの技術を習得したりでき、カフェ開業を目指すのに必要な知識と技術の両方を学べます。






カフェの専門学校に通うメリット・デメリット
カフェ知識を学ぶために専門学校に通うと、知識と技術の両方を習得できます。
メリットの他にデメリットがあるのか見ていきましょう。
メリット
カフェで働くための知識や技術が身につきます。
在学中にカフェで働くときに役立つ資格が取得できるのは大きなメリットですね。
ほかには、同じ目標を持った仲間と切磋琢磨できることです。
デメリット
デメリットといえば、やはり学費がかかることです。
アルバイトで働きながら学ぶ方法もあります。
しかし、資格取得の勉強と仕事の両立は、よほどの覚悟がないと難しいでしょう。
費用がかかっても、専門学校でカフェ業界で働くための知識、資格、技術をしっかり身に付ければ、正社員として採用される確率も上がり、将来的にはメリットに変わるでしょう。
カフェオーナー・カフェスタッフを目指すなら神戸製菓専門学校がおすすめ
将来カフェスタッフやカフェオーナーを目指すなら、カフェゼミでカフェに特化した知識を習得できる神戸製菓専門学校がおすすめです。
学生1人ひとりをサポートする担任制を採用し、学生生活をトータルでサポート。
就職活動のサポートや、卒業後の再就職や開業に向けての相談にも乗ってもらえ、長期にわたってサポートしてもらえます。
将来開業を目指す人には嬉しいサポートですね。
神戸専門学校でしっかり基本と実践力を身に付けて、夢を叶えましょう。
カフェの専門学校に関するよくある質問
ここではよくある質問をご紹介します。
何年制ですか?
A 製菓本科は昼2年制、スイーツ科・製パン本科は昼1年制、お菓子専科は夜1年制です。
学費はどれくらいですか?
A 製菓本科は1年目1,750,000円、2年目1,650,000円、スイーツ科、製パン本科は1年間1,650,000円です。
夜1年制のお菓子専科は、1,200,000円となります。
社会人でも通えますか?
A 神戸製菓専門学校に入学する方の約4人に1人は既卒者です。再進学やスキルアップのために入学した方など、背景はさまざま。
社会人の方でも通いやすい夜間の1年制学科があります。
大学との違いを教えてください
A 大学は、理論的な学問や幅広い教養を身につける教育機関です。
専門学校は、特定の職業に対しての知識や技術を習得する教育機関です。業界が求めるスキルや知識を持った人材を養成します。神戸製菓専門学校では、専門的な器材と設備を使った実習が魅力で、一流の講師陣から知識・技術を学べます。
まとめ
カフェの専門学校に通う必要性とメリットやデメリットをご紹介しました。
カフェで働くために必要な資格はなく、アルバイトから社員を目指す方法もあります。
しかし、専門学校に通えばカフェ業界で仕事をする際に持っておくと良い資格や技術を習得できるため、正社員での就職、即戦力として再就職もしやすくなりおすすめですよ。
長い目で見たときには、将来独立する際もサポートが受けられて安心です!
パティシエを目指すなら神戸製菓専門学校で学びませんか?
パティシエや和菓子職人、カフェオーナーなどを目指したいのであれば、神戸の中心・三宮駅から徒歩10分のところにある神戸製菓専門学校がおすすめです。
製菓本科では、在学中に国家資格「製菓衛生師」の取得を目指すことができ、卒業後は国家検定「菓子製造技能士2級」の受験資格も得られます。
なお、国家資格「製菓衛生師」の合格率は3年連続100%です。




お菓子専科では、洋菓子実習や製パン実習、実際の店舗を想定した店舗実習を通して、現場ですぐに活躍できる実践力を身につけます。オンラインでの個別相談会も受付中です。





