バリスタをめざしている人にとって、年収は気になるポイントの一つでしょう。
バリスタの年収と一口に言っても、その雇用形態や職場によってけっこうな差があります。
この記事では、バリスタの平均年収を雇用形態や職場ごとに解説していくとともに、バリスタが年収を上げるためにはどうしたらいいかについてご紹介します。
バリスタの雇用形態・働き方
バリスタには様々な雇用形態があり、働き方も多種多様です。
それぞれの雇用形態について見ていきましょう。
正社員
企業などに正規雇用されているバリスタです。
契約社員やパート・アルバイトと比べると収入が安定するので安心感がありますが、正社員が店舗に若干名しか配置されないことも多く業務は忙しくなります。
契約社員
正社員のような正規雇用ではないがパート・アルバイトよりは安定しているといった雇用形態です。
正規雇用ではないとはいえ、基本的にはフルタイムで働くことを求められることが多いでしょう。
パート・アルバイト
バリスタの実務経験がなくてもやる気が認められればパート・アルバイトとして採用してもらえることもあります。
しかし、収入は比較的低めなので、パート・アルバイトのバリスタとして一生生活していくには厳しいでしょう。
ある程度シフトの融通が利くのが利点です。
独立開業
雇用される側ではなく、カフェの経営者でありながらバリスタとして接客業務をするという場合も少なくありません。
バリスタである以前にお店の経営者でもあるので、経営やマネジメントのスキルも重要になってきます。
バリスタの平均年収はどれくらい?
バリスタの年収は雇用形態や経験、職場によって異なりますが、平均年収は300万円ほど、平均の月収は20〜25万ほどになります。
バリスタと一括りにしても正社員の年収は350万円ほど、契約社員であれば300万円ほど、パート・アルバイトの場合は時給850〜1000円ほどというように、雇用形態の違いで収入の差がかなりあります。
独立開業しているバリスタの場合はお店の集客数によってかなり収入が幅広いですが、平均年収は400〜700万円ほどです。
カフェを開業して成功すれば十分な収入が見込めますが、人気店になるまでにかなり苦労する場合が多いので独立したからといって簡単に年収を上げられるわけではありません。
職場よってバリスタの年収が変わる
バリスタが働く職場によって年収に差が出ます。
カフェやバールといった飲食店に勤務しているバリスタの平均年収は300万円以下と言われています。
雇用されているバリスタでそれ以上の収入を得るのは難しいとされていますが、経験やスキル、コンテスト入賞などの経歴によって年収500万円を超えるバリスタも存在します。
大手カフェチェーンや大手焙煎会社で働くバリスタの平均年収は250〜300万円ほどです。
一般的な会社勤めの人の年収と比べると少ないと感じる方もいるかもしれません。
バリスタの年収を上げるためには?
バリスタの年収を上げるための3つの方法をご紹介していきます。
正社員のバリスタになる
非正規雇用のバリスタの場合、収入をアップする一番の近道は正規雇用のバリスタをめざすことです。
大手チェーンの正社員であれば収入も安定する上に、お店が経営難に晒される確率も低いので、雇用されているバリスタは正社員になることを目標にしてみるといいでしょう。
バリスタのコンテストに入賞する
バリスタのコンテストというものが存在するのをご存知でしょうか。
一般社団法人 日本スペシャルティコーヒー協会が主催のジャパン バリスタ チャンピオンシップは国内で権威があり、ワールド バリスタ チャンピオンシップは国際的な権威があります。
このようなコンテストで結果を残せれば、コーヒーの知識や技術への評価が高くなります。
コンテスト入賞を狙うことでバリスタの収入アップが期待できます。
独立開業して自分のカフェを人気店にする
独立して自分のカフェを開業し、経営が上手くいった場合は雇用されているバリスタよりも高い年収を得られる可能性が高くなります。
しかし、お店の経営はコーヒーの知識と技術だけでは務まりません。
開業しても思うように集客できずに諦めてしまう人も多いです。
自分の店を人気店にするにはかなりの努力が必要になるでしょう。
バリスタになりたいなら専門学校で学ぼう
バリスタになりたいのであれば専門学校で知識や技術の基礎を学ぶのがいいでしょう。
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