★お盆休み企画★パン屋さんを開業した卒業生紹介③

2020.08.15 | 在校生・卒業生インタビュー

関西で唯一!1年間でパン作りを学び、プロのパン職人“ブーランジェ”を目指す
神戸製菓専門学校の製パン本科☆

神戸製菓は独立・開業などを目指す卒業生のサポートも行っており、
多くの卒業生が自分のパン屋さんなどを経営しています。

今回は製パン本科2008年3月の卒業生 谷口 浩規さん(兵庫県立淡路高等学校出身)を紹介!

谷口さんは兵庫県南あわじ市「ブーランジェリータニグチ」というパン屋さんを経営されています。

そんな谷口さんにお話を伺いました。

 

地域のお客様と触れあい、誰もがくつろげるお店にしたい。

卒業後、6年間はいくつかの阪神間のパン屋さんで働き、その後、地元の淡路島で開業。カフェも始めたくて現在のお店に移転し、独立して5年になります。「おいしい」というお客様の声は、直接自分の商品への評価。ですからこの言葉を聞けるのが一番のやりがいです。厨房にいることが多いのですが、お店と厨房の仕切りはいつも空けているので、お客様の声を聞くことができます。また、お客様が厨房にいる自分を見つけて声をかけてくださるのもうれしいです。

開業は神戸製菓の入学時からの夢でした。

開業は神戸製菓の入学時からの夢でした。在学中はとにかくたくさん作って経験を積み、パンだけでなくケーキも学べたことが役に立っています。厳しい指導ではあったけれど、先生は一人ひとりのことを本当によく見てくださっていたので、自分の弱いところや良いところを知ったうえでのアドバイスが力になりました。開業の時も親身に相談にのっていただき心強かったです。

今は1日に60~70種類のパンを店頭に並べていますが、商品作りは、お客様からのアドバイスも大きなヒントになっています。自分のお店にしかないパンも大切ですが、お客様のニーズに合ったパン作りも大切だと、この地で開業して感じました。できるだけ淡路島産の良い素材、藻塩、牛乳、野菜など地産地消にもこだわった商品作りを心掛けています。毎日同じ品質のパンを作り続けることはプロとして大切ですが、とても難しいこと。いつも変わらない味を提供し、地域のお客様に何度も足を運んでもらえるような「くつろげる喫茶店」的な存在のお店でありたいと思っています。

谷口さん、ご協力頂き、誠にありがとうございました。

 

■ブーランジェリータニグチ

〒656-0514

兵庫県南あわじ市賀集419-1

https://instagram.com/taniguchipan.cafe?igshid=1315rtu7ghkpn

神戸製菓卒のパン開業者インタビュー動画をYouTubeで紹介中!https://www.youtube.com/channel/UCn_h9BgJlwI1V2htg3kFplA

 

神戸製菓専門学校の製パン本科について詳しく知りたい方はhttps://www.kobeseika.ac.jp/subject/seipan/