★お盆休み企画★パン屋さんを開業した卒業生紹介④
2020.08.16 | 在校生・卒業生インタビュー
関西で唯一!1年間でパン作りを学び、プロのパン職人“ブーランジェ”を目指す
神戸製菓専門学校の製パン本科☆
神戸製菓は独立・開業などを目指す卒業生のサポートを行っており、
多くの卒業生が自分のパン屋さんなどを経営しています。
今回は製パン本科2008年3月の卒業生
渡辺 涼介さん(兵庫県 神戸村野工業高等学校出身)渡辺 温子さん(兵庫県立西脇高等学校出身)を紹介!
渡辺さんは神戸市垂水区で「パン処 とと屋」というパン屋さんを経営されています。
そんな渡辺さんにお話を伺いました。
自分の店で、自分のパンを作れる幸せ----渡辺涼介さん
在学中から30歳までに独立することを目標にしていて、約10年の社会経験の後、先生方の心強いサポートもあり、念願の店をオープンしました。自分の考えたパンを作り、お客様にお届けできること、お客様の「おいしそう」という表情、「また食べたい」という言葉を直接聞けるのが、開業の魅力でもあり励みでもあります。これからは健康を気遣うお客様からの要望に応えたパン作りも大切だと考えています。製パン本科の同級生だった妻と一緒に、この店を長く続けていきたいですね。
“また食べたいパン”と思っていただけるように。----渡辺温子さん
「また来たい」と思っていただけるような、お客様への声かけや、お店の雰囲気作りを心がけています。私も子どもを持つ母親なので、お子さんが「ここのパン好き!」といってくれると、本当に嬉しいです。いろんな世代の方に愛され、地域の方との“つながり”をもてる「とと屋」になれればと思っています。店名は、息子の名前の読み方を変えたもの。息子の成長とともに店も大きく育つよう前進していきたいです。
お客様の生活の一部になるようなパンを作り続けたい。
神戸製菓で学んで良かったことは?
渡辺涼介さん「製パンの基礎知識はもちろん、いつでも役立つ幅広い知識を学べたことです。クラスにはいろんな年齢層の方がいたので、年上の方との接し方も学べました。また卒業してからも、何でも相談できる同じパン業界で働く友人たちとの横の繋がりができたこと、尊敬できる先生に出会えたことに感謝しています。そして、仕事のパートナーである妻に巡り会えたことです」
今のお仕事について聞かせてください。
渡辺涼介さん「私は製造を、妻は販売、接客を行っています。無駄なくスピーディーに、きれいに作業をすることがいかに大切かを実感しています。そして安心・安全な商品を作り、販売することを何より心がけています。よりおいしいパンを作り、もっとお客様に喜んで頂けるよう、常に向上心を持って考える気持ちを忘れないようにしています」
これからの夢、目標は?
お客様の「おいしそう!」という表情を見る瞬間が、この仕事のやりがいです。もちろん自分で新しいパンを生み出していけることも大きな喜びです。小さなパン屋ですので地元で親しまれ、子どもから高齢者の方まで気軽に立ち寄って頂ける存在になれればと思っています。お客様にとって、この店のパンが生活の一部になるような、長く愛される店でありたいです。
渡辺さん、ご協力頂き、誠にありがとうございました。
■パン処 とと屋
〒655-0043
兵庫県神戸市垂水区南多聞台1-7-14
https://www.instagram.com/totopan_tarumi/?hl=ja
■神戸製菓卒のパン開業者インタビュー動画をYoutubeでご紹介!
→https://www.youtube.com/watch?v=lE0cjEZKmTg
■神戸製菓専門学校の製パン本科について詳しく知りたい方は
→https://www.kobeseika.ac.jp/subject/seipan/