大正5年創業の老舗和菓子店で活躍する卒業生を紹介!

2020.04.05 | 在校生・卒業生インタビュー

神戸製菓専門学校の卒業生は洋菓子、製パンの分野はもちろん、和菓子の分野で活躍している卒業生もいます。

今回は、大正5年創業、地産三田米を使用した「俵最中(たわらもなか)」が自慢の老舗和菓子店「西村清月堂」で和菓子職人として10年以上活躍している上野 恵美さんからコメントを頂きました。

和菓子職人との出会い。
今も私を支えてくれる神戸製菓での時間。

オープンキャンパスで和菓子に触れたことから、和菓子職人になりたいと思いました。

手で作り上げていく和菓子は、わずかな手の温もりでも品質が落ちてしまう繊細さです。

「作業は手早く丁寧に」という先生の言葉や、商品の形を確認するため実習ノートを見返したりと、神戸製菓での学びは、今もしっかりと役立っています。

職場では特に決まった担当がないため、あらゆる商品作りに臨機応変に対応しなければなりません。

今では後輩も入り、作るだけでなく全体の作業の進行に対する気配りなど、責任も多くなりました。

季節の色を大切にする和菓子は、微妙な色の調整や使い方が求められます。
やはり自然に学ぶことが多く、時間がある時には季節の花が並ぶ花屋さんへ足を運ぶようにしています。

作る人それぞれの季節の感じ方を自由に表現できる、それが和菓子作りの面白さだと思います。

いつか私が考えた商品が店頭に並ぶように、一歩一歩進んでいきたいと思います。

上野さん、ご協力ありがとうございました。

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