大学3回生から製菓の道へ。自分の「好き」を信じた決断
2025.06.10 | 製菓本科(昼2年制) • 学生生活 • 在校生・卒業生インタビュー • お知らせ
今回のブログでは、大学生から進路変更をした在校生をご紹介します!
製菓本科 谷口さん
徳島県立富岡東高等学校出身
【入学時21歳】
大学3回生での決断「誰かを笑顔にできる仕事を」
高校を卒業後、システム系の大学に進学しました。
でも大学1回生の頃から、「このままでいいのかな」と感じ始めました。
プログラミングやパソコンスキルは身についたものの、自分が本当にやりたいことがどうか迷うようになりました。
そんな時、高校時代にから趣味で続けていたお菓子作りの楽しさを思い出し、
最初にひとりで作った“虫チョコ”を友人に渡したときの反応、うれしかった気持ちがよみがえりました。
やっぱり自分は、誰かを喜ばせるお菓子を作りたい——
その思いが次第に強くなり、大学3回生で中退を決意しました。
何度も家族と話し合う中で「自分のやりたいことをやるべき」という思いが強く、自分の気持ちが製菓の方へ向いていることを自覚しました。
お菓子と言えば「神戸」。ここで学びたいと決意
実は妹も製菓系の進路を考えていたので、いろいろ情報をもらっていました。
お菓子と言えば「神戸」のイメージがあり、オープンキャンパスに行ってみました。
スイーツづくりを体験したのですが、その時の先生のワザがすごかったことを覚えています。
スポンジにクリームを塗る作業(ナッペ)を先生はスラスラ~っとしていて、
それを見ていると「簡単そう」と思ったのですが、
実際にやってみると全然できない!!!笑
プロってやっぱりすごいと実感しました。
どうせ極めるなら2年かけてちゃんと技術を身につけたいと思い、2年制の学科を選びました。
入学して感じる新しい面白さ
洋菓子がやりたくて入学しましたが、実際に学び始めると、和菓子やパンづくりの魅力も感じています。
例えばパン生地を丸める作業では、先生は2回くらいできれいにできるのに
当たり前ですが自分はなかなかできずに、練習を頑張りました。
入学して1カ月くらいのときに先生から「うまくできたな!」と褒められたときに、できなかったことができるようになると実感できて、めっちゃ嬉しかったです。
すべては自分の想いから。やりたいことはやる
僕が大事にしているのが、「やりたいことはやる」ということ。
病は気からじゃないですが、こうだと信じて動いていったらそうなっていくと思っています。
根拠のない根性論かもしれませんが、迷っていても「自分ならできる」と信じることが大事。
迷う時間も、その経験で何かを得ているはずだから無駄じゃないって思っています。
ちなみに、大学生のころからモノ作りが好きで、
友達とイカダを作ったりラーメンを粉から作っていました。笑