中には、「自分でケーキ屋さんを開業したい!」と思っている方もいるのではないでしょうか。
しかし、ケーキ屋さんの開業のために何が必要なのか分からないと不安になってしまいますよね。
そこでここでは、ケーキ屋さんを開業するために知っておきたいことをまとめて解説していきます。
ぜひ、参考にしてみてくださいね。
ケーキ屋さんを開業するのに必要なもの
ケーキ屋さんを開業するために必要なものとして、お店と一緒に働いてくれるスタッフ、調理器具などなど、少し考えるだけでも様々なものが出てきますよね。
具体的には、どのようなものが必要となるのでしょうか。
それぞれについて見ていきましょう。
経験
人によりますが、ケーキ屋さんで実際に働いて、ある程度の実力をつけてから開業を目指す方が多いです。
実際にケーキを作ってお客さんに食べてもらうという実務経験は大切なので、まずはケーキ屋さんで働きながら学ぶということが基本だと言えます。
資格
ケーキ屋を自分で開業するとなると、食品衛生責任者、飲食店営業許可申請、菓子製造許可申請が必要になります。
また、パティシエとしての実力を証明するために、製菓衛生師と菓子製造技能士の資格の取得もしておくと、経験を積むための就職の際にも有利になることが多いです。
資金
資金の注意点としては、初期投資でお金をかけ過ぎないことがポイントになります。
設備費はもちろん、スタッフに払う人件費やケーキを作るための材料費、お店の物件に払う家賃や宣伝のための広告費など、初期投資だけでもたくさんのお金が必要になります。
ここでお金をかけすぎてしまうと、倒産のリスクが高まってしまいます。
例えば宣伝にお金をかけすぎないようにSNSやブログなどでお客さんを集めるなどの工夫をしましょう。
店舗
お店の立地や外装や内装といった見た目に関しても、しっかり考えておかなければいけません。
立地が良い場所を選ぼうとすると家賃がかかり過ぎてしまうものの、アクセスが悪すぎるところを選んでしまうのもよくありません。
駅近でなくても駅から徒歩で行ける範囲であることが望ましいです。
また、お店の見た目も大切です。
清潔感はもちろん、お店の雰囲気やコンセプトを考えて、どのようなお店にしたいかを考えておきましょう。
ケーキ屋さん開業で大切なこと
お客さんに長く愛されるケーキ屋さんにするためには、ぜひ押さえておきたい部分なので、参考にしてみてくださいね。
技術を身につける
お客さんに「このお店のケーキは美味しい」と思ってもらわなくては、長くケーキ屋さんを経営することはできません。
美味しいケーキを作るために必要なのが、技術を身につけることです。
また、美味しいだけでなく見栄えの良いケーキを作るためには、実際にケーキをたくさん作る必要があります。
愛されるケーキを作るためにケーキ屋さんで働いたりしてしっかり技術を身につけましょう。
コンセプトやターゲットを決める
ケーキ屋さんを開業するために大切になるのが、お店のコンセプトやターゲットを決めることです。
コンセプトによってはSNSなどで拡散されて突然有名になるということもあるので、コンセプト設定は今までより大切なものとなっています。
他のケーキ屋さんと何が違うのか、自分のお店ではどのケーキをメイン商品にするのか、お客さんに喜んでもらえるように考えていきましょう。
失敗しないためのコツ
失敗しないためのコツを知って、より成功を確実なものにしましょう。
経営を勉強する
ケーキ屋さんも開いてしまえば会社です。
どうやってお客さんを集めて、どうやってケーキを売るのかといったことも考えなければいけません。
さらにはスタッフにどうやって働いてもらうのか、財務や会計も税理士任せではなく、経営者本人がある程度の知識をつけておくことが必要です。
せっかく美味しいケーキを作っているのなら、多くのお客さんに喜んでもらうために倒産は避けなくてはなりません。
経営の勉強は最低限しておくのが良いでしょう。
経験者からアドバイスをもらう
しかし、実際にどのような経営をしたら良いのかは実際に経験した人にしかわからない部分もあります。
そこで、可能ならばケーキ屋さんを経営している経験者からアドバイスをもらうようにしましょう。
パティシエは、ケーキ屋さんの開業をして独立する人も比較的多いです。
そのため、自分が働いていたケーキ屋さんの先輩が独立してお店を持っていたりすれば、アドバイスをもらっておきましょう。
まとめ
ケーキ屋さんの開業する時に知っておきたい知識をご紹介しました。
美味しいケーキを多くのお客さんに届けるためには、まずはケーキをつくる技術を身につけていきましょう。
これからケーキ屋さんを自分で開業しようと思っている方は、ぜひこの記事を参考に目指してみてくださいね。
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