夢をあきらめなかった私が、再び“パティシエ”を目指す理由【学生インタビュー】
2025.07.16 | 学生生活
みなさん、こんにちは!
今回のブログでは、社会人経験を経て本校の夜間部に入学した学生さんをご紹介します!
お菓子専科 谷山さん
兵庫県立猪名川高等学校出身
【入学時23歳】
自分のケーキで誰かが喜んでくれる。それが原点。
最初にパティシエに憧れたのは中学生のとき。
親の誕生日に初めて苺のホールケーキを作ったときに、できあがりはあまり上手ではなかったけど、「嬉しい」と喜んでもらえたことが、ずっと忘れられませんでした。
高校時代も神戸製菓専門学校に興味はあったけど、別の道に進みました。
それから何年かしてもパティシエへの思いは消えなくて、焼き菓子専門店やカフェで働くうちに、やっぱり“自分の手でお菓子を作って、人に喜んでもらいたい”という気持ちが強くなっていきました。
「あなたにお願いしたい」その言葉が自信になった
カフェで働いていたある日、友人から「親の誕生日プレゼントに添える焼き菓子を作ってほしい」と頼まれました。
「あなたに作ってほしい」と言ってもらえたことが、本当にうれしかった。
仕事としてだけでなく、“私だからできる”って思ってもらえた気がして、自信にもつながりました。
そして、焼き菓子の仕事をしているうちに、「次は生菓子も作れるようになりたい。友人の結婚式に、私がウエディングケーキを作れたら素敵だな」って、また夢が膨らんで。
思い切って再進学を決めました。
夜間部なら、今の仕事を続けながら夢に近づけると進学を決意
母から「本当に好きなことなら、大人になってからでも学べるよ」と言ってもらったこともあり、仕事をしながら通える夜間の学校を探しました。
調べていくと高校時代に知っていた神戸製菓専門学校を見つけて、「やっぱりここだ!」と思いました。
夜間の見学会に参加して実際の授業を見学させていただいたら、自分と同じくらいの学生も多くて安心しました。
自分では気づいていない小さなポイントが日に日に身についていくのが楽しい!
授業で印象に残っているのは、作業中に先生に「ゴムベラの持ち方で生地の状態が変わるよ」と教えていただいたこと。
自分では気づいていなかったけど、そういう小さなポイントでお菓子の出来上がりが変わるとか、どんどん自分の知識が増えていって理解できたときがすごく面白い!
あとは、働いているときにも店のスタッフとのチームワークの大切さを実感しているので、
実習でもクラスメイトと協力して全員が同じペースで動けたときの達成感は、ほんとに最高です。
「一回やってみる」それがきっと、未来につながる
もし今、やりたいことがある方がいらっしゃるなら、まずは一歩踏み出してみてほしいと思います。
今までの自分を振り返ってみても、やってみないと分からないことって、たくさんあったなと思います。
色々情報収集して、悩んで、そのうえで周りの人が止めないなら、それが正解だと思う。私もそうでした。
社会人経験があるからこそ、いろんなことに気づけるし、クラスでも活かせることがたくさんあります。
迷っているなら、自分の“好き”を信じて、動いてみてください!
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谷山さん、ありがとうございました。