自動車メーカーからパティシエの道へ【学生インタビュー】
2025.06.03 | スイーツ科(昼1年制) • 学生生活 • 在校生・卒業生インタビュー
ブログをご覧いただきありがとうございます。
今回は、22歳からキャリアチェンジをされた学生さんをご紹介します。
スイーツ科 平郡さん
愛知県 科学技術学園高等学校出身
【入学時22歳】
自動車メーカーからパティシエの道へ
高校卒業後、そのまま地元で大手自動車メーカーへ就職。
塗装部門で働き、ロボットのプログラミングや塗装のチェックを担当する毎日でした。
高校生のときは“就職できる”ことを優先していました。
大学に行ってもやりたいことなかったし。
ただ、夜勤や有機溶剤を使う環境、体への負担…。
働いて3年半、少しずつ「ずっとここで働くのは違うかも」と思い始めました。
転機は、旅行で食べたムースケーキ
転機はゴールデンウィーク。
東京を訪れたとき、たまたま入ったカフェで食べたムースケーキに感動!
「これ作ってみたい」と思い、帰ってから自分で挑戦してみたら、友人がびっくりするほど喜んでくれました。
「え、これ作ったの?」って驚かれて、そのリアクションが嬉しくて。
これをもっとやってみたいと思いました。
車もお菓子も「ものづくり」だけど、決定的に違ったのは「笑顔が目の前にあるかどうか」。
“人のため”に作る、というやりがいがこの道に進もうと思った決め手でした。
学校選びの決め手は『タイパ』と『雰囲気』
ネットで調べてはじめに出てきた神戸製菓専門学校のオープンキャンパスに参加。
ちょうど僕と同じくらいの年齢の在校生の方がいて、いろいろ話を聞いてみて「ここならいけそう」と決断。
とにかく行動と決断が早いのは、子供の頃からでした笑。
2年制の学科も選択肢にはあったけど、卒業時には24歳になる。
それなら1年で集中的に学べるスイーツ科を選択しました。
入学してみて、社会人経験者がクラスに結構います。
その環境が自分の気も楽だし、実際に神戸で暮らしてみて、「電車代安っ!」「人がめっちゃノリいい!」と関西ライフも満喫中です。
入学して1ヶ月半。できることが増える楽しさを感じている
毎日実習があって、気づけばロールケーキやタルトも作れるように。
家でYouTubeを見ながらやっていたときとは違って、プロの先生のデモンストレーションを見て、その場で実践しているので、
0から1ができるようになる感覚が楽しい!
「自分で作れる」という感覚がどんどん育っている最中です。
ただ作るだけじゃなくて、しっかり技術を身につけたいから、実習で習ったポイントや失敗しそうになったところをノートにまとめています。
悩みながら現状にとどまる理由って、今の時代ある?
昔みたいに、ずっと同じ会社にいれば安心っていう時代じゃないと僕は思っています。
だったら、自分にしかできない“手に職”をつけたいと思いパティシエの道を選びました。
企業の看板じゃなく、自分自身に価値をつける。
それが、これからの時代を生きる武器になると思っています。
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平郡さん、ありがとうございました!