韓国風もちもちドーナツ『クァべギ』の作り方!おすすめアレンジも紹介

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この記事の執筆者神戸製菓専門学校

お菓子・パンの本場 “神戸“にある製菓・製パンに特化した専門学校です。 三宮駅から徒歩10分。国家資格合格率2年連続100%の製菓本科(昼2年制)、毎日実習で製菓技術の基礎から応用まで身につけるスイーツ科(昼1年制)、関西唯一、1年間でパン作りの知識・技術を身につける製パン本科(昼1年制)、全国的にも珍しい夜間課程、働きながら製菓・製パン技術を身につけることが出来るお菓子専科(夜1年制)、4つの学科があります。

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お菓子・パンの本場 “神戸“にある製菓・製パンに特化した専門学校です。 三宮駅から徒歩10分。国家資格合格率2年連続100%の製菓本科(昼2年制)、毎日実習で製菓技術の基礎から応用まで身につけるスイーツ科(昼1年制)、関西唯一、1年間でパン作りの知識・技術を身につける製パン本科(昼1年制)、全国的にも珍しい夜間課程、働きながら製菓・製パン技術を身につけることが出来るお菓子専科(夜1年制)、4つの学科があります。

ここ数年、とどまるところを知らない韓国スイーツ人気。美味しくて見た目もかわいい映えスイーツが、続々と日本に上陸しています。今回取り上げるのは、もちっと食感が特徴の韓国風ドーナツ「クァベギ」。この記事では、基本的なクァベギの作り方からアレンジレシピまでご紹介します。家庭でも簡単にできる作り方なので、クァベギを初めて知った方もぜひ挑戦してみてください。

クァべギとは?韓国の揚げドーナツ

クァベギという名前を聞いたことがないという方のために、まずはクァベギがどのようなスイーツなのかご紹介しましょう。

クァベギは韓国屋台でよく売られている揚げドーナツで、見た目は日本でもおなじみのツイストドーナツのような形です。

しかし、見た目は似ていても日本のツイストドーナツとは少し違います。

ツイストドーナツとの違い

日本でツイストドーナツ・ねじりドーナツと呼ばれている揚げドーナツはふわっとした食感ですが、クァベギはもちっとした食感です。

その秘密は、材料に使われている「もち米粉」。

本場韓国では、もちもち食感を出すために生地にじゃがいもを練りこむクァベギ専門店もあるとか。

クァベギの魅力は?日本で愛される3つの理由

日本にも専門店ができるほど注目を集めているクァベギですが、その人気の理由はどこにあるのでしょうか。

SNS映えするかわいいビジュアル

爆発的な人気になった理由のひとつは、クァベギのビジュアルです。

元々は、屋台で売られている素朴な揚げドーナツだったクァベギ。

そのクァベギをSNS映えする見た目で売り出したのは、韓国ソウルにあるクァベギカフェ「Quafe(クアフェ)」です。

カラフルなチョコレートやクランチのトッピングが、SNS映えスイーツとして人気に火が付きました。

日本で売られているクァベギも、色とりどりのチョコレートやフルーツで華やかにデコレーションされています。

スイーツがバズる要素には、SNS映えするビジュアルが欠かせないようですね。

食べ歩きに最適なワンハンドフード

目まぐるしく変わるスイーツの流行ですが、その火付け役となるのはいわゆる若者世代。

SNS映えと同じく若者世代に人気の理由は、片手で手軽に食べられるワンハンドフードであることです。

その点クァベギは、元々韓国の屋台で売られていたこともあり食べ歩きに最適。

イートインしなくても手軽に買えて、食べ歩きしながら映え写真を撮ることもできます。

いま、第三次ドーナツブームが到来中?!

さらにクァベギ人気の追い風になったのが、第三次ドーナツブームの到来です。

コロナ禍でテイクアウトの需要が高まり、2022年には日本で第三次ドーナツブームが起こったと言われました。

第三次ドーナツブームでは、ふんわりとやわらか食感のドーナツが人気となり、まさにもちもち食感が特徴のクァベギはピッタリのドーナツ。

SNS映えするビジュアルや手軽に食べられる形状に、ドーナツブームが加わってクァベギ人気が一気に高まったのでしょう。

韓国風ドーナツをお家で!もちもちクァベギの作り方

もちもち食感のクァベギは、日本にも専門店が続々とオープンしていますが、家庭でも作ることができます。

ここからは、クァベギの作り方をご紹介しましょう。

材料(6個分)

・強力粉…120g
・もち米粉…30g
・牛乳…70g(人肌程度に温めておく)
・ドライイースト…3g
・グラニュー糖…15g
・塩…2g
・卵…30g(常温に戻しておく)
・無塩バター…15g(常温に戻しておく)

その他準備しておくもの
・揚げ油…適量
・クッキングシート

手順

1.人肌に温めておいた牛乳に、ドライイーストを入れて混ぜる
2.ボウルに無塩バター以外の材料をすべて入れ、ゴムベラで混ぜる
3.生地がまとまったら、台の上に移して手でこねる
4.粉っぽさがなくなってきたら無塩バターを生地に練り込み、生地にハリとツヤが出るまでさらにこねる
5.生地をボウルに戻して、ラップや濡らしてかたく絞った布巾をかぶせて一次発酵させる(※1)

 ★ホームベーカリーがある場合は、全ての材料をパンケースに入れて一次発酵まで行ってください

6.一次発酵が終わったら台に打ち粉をして、生地を出してガス抜きをする
7.生地を6等分にして丸くまとめ、濡らしてかたく絞った布巾をかぶせて15分間休ませる(ベンチタイム)
8.ガス抜きをして楕円に伸ばし、端から巻いて細長い棒状にして巻き終わりをしっかりとじる
9.再度、濡らしてかたく絞った布巾をかぶせて15分間休ませる(ベンチタイム)
10.生地を30cmくらいの細長い棒状に伸ばし、半分に折って手前に転がしながらしっかりねじる
11.クッキングシートの上に並べ、二次発酵させる(※2)
12.生地をクッキングシートにのせたまま170℃の油に入れ、両面がきつね色になるまで揚げる

※1 一次発酵の目安(生地の大きさが2倍になるまで)
・発酵機能付きオーブン:35℃で約50分
・暖かい室内:約1時間

※2 二次発酵の目安
・発酵機能付きオーブン:35℃で約30分
・暖かい室内:約40分

発酵時間は生地の状態や環境によって変わりますので、適宜調整してください。

ここまでが基本的なクァベギの作り方です。

基本の作り方さえ押さえておけば、アレンジ次第でさまざまなクァベギを楽しめますよ。

おすすめアレンジで広がる無限の可能性♪

クァベギの作り方をマスターしたら、いろいろなトッピングを楽しんでみましょう。

おすすめは、生クリームとフルーツの組み合わせです。

冷ましたクァベキの上に生クリームを絞って、イチゴやブルーベリーなどをトッピングするだけで、あっという間に映えスイーツに早変わり。

カラフルなチョコレートを使ったトッピングも、見た目が華やかでおすすめです。

コーンやチーズ、ガーリックなど塩気があるトッピングにすると、おかず系のクァベギに。

クァベギは、アレンジ次第でさまざまな見た目と味が楽しめる無限の可能性を秘めています。

いろいろなトッピングを試してみてくださいね。

まとめ

韓国スイーツの中でも注目が高まっているクァベギ。

基本の作り方さえマスターすれば、アレンジ次第で自分好みのクァベギを作れます。

今回ご紹介したクァベギのレシピを参考に、さまざまなクァベギを楽しんでくださいね。

パティシエを目指すなら神戸製菓専門学校で学びませんか?

パティシエや和菓子職人、カフェオーナーなどを目指したいのであれば、神戸の中心・三宮駅から徒歩10分のところにある神戸製菓専門学校がおすすめです。

製菓本科では、在学中に国家資格「製菓衛生師」の取得を目指すことができ、卒業後は国家検定「菓子製造技能士2級」の受験資格も得られます。

なお、国家資格「製菓衛生師」の合格率は2年連続100%です。

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お菓子専科では、洋菓子実習や製パン実習、実際の店舗を想定した店舗実習を通して、現場ですぐに活躍できる実践力を身につけます。オンラインでの個別相談会も受付中です。

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